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令和2年2月6日『叱られるありがたさ』

 今日は,『三匹のおっさん』という本を紹介します。この本は,三人の60歳を迎えたおじさんたちが町内トラブルを解決する物語です。
 おじさんたちは,事件を解決しながら長年の経験を基に町内の人々を様々な言葉で救ってくれます。それはある面お説教でもあるのですが,叱られることのありがたさと叱ることの難しさを教えてくれています。
 『叱られるうちが花』という言葉がありますが,聞いたことがありますか。先生や家の人から注意を受けて,「叱ってもらってありがとうございます」とはなかなか思えないものです。
 今,目を閉じて自分自身の姿を振り返ってみてください。今までに叱られた理由が納得できなかったり,理由は分かっていても素直になれなかったことはありませんか。
 しかし,叱られた事は,叱って下さった方が「君の可能性を認められた事」であり,「そこを気を付ければ成長するんだよ。」という教えでもあるのです。
 叱られた事を深く考えずに,その場の気持ちだけで受け止めてしまったら,成長のチャンスを失うことになります。
 君たちが,『叱られるありがたさ』に気付くきっかけとして,ぜひ,『三匹のおっさん』という本を本屋で探して読んでみてください。もし,その本を読んで何かに気付けた時は,君たちは大人へと大きな一歩を踏み出した証です。
 今日は,『8時5分生徒玄関通過,8時10分着席』100%26日目を達成しました。