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令和2年1月24日『「間違い」を再出発の機会に』

 『人は,間違う生き物である。』と言う言葉があるように,私たちは,正しい生き方を目標に一生懸命考え,悩みながら生活していますが,時として「何で自分はこんなことをしてしまったのだろうか。」とか「何であの時にもう少し考えて行動できなかったのだろうか。」,「もう一度あの時に返れれば,間違わないのに。」等と反省させられることがあるものですが,人は,ドラえもんではないので,決して「間違う」前の時点には返ることができないのです。
 あるお寺の掲示板に『過ちが人間を決めるのではなく,過ちの後が人間を決める』という言葉が掲示されていて,その横に次のような添え書きが書かれていました。
 「起こった結果は,苦楽であって,善でもないし悪でもない。私たち一人一人がその起こったことをどう受け止めるかが問題なのです。例えば,人を傷付けてしまったという過ちを,罪悪感として受け止めるなら,その過ちを反省し,自分の心を振り返ることで新たな歩みが始まるのです。」
  つまり,この言葉は,自分が行った間違いや過ちが,自分自身に大切な事を気付かせるきっかけになったと思えるかどうかによって,その後の生き方が変わっていくのだということを私たちに教えてくれているのだと思います。
 『人は,間違う生き物である。』と言われるように,私たちはたくさんの間違いを繰り返しながら生きていますが,大切な事は,その「間違い」を基に同じ「間違い」を繰り返さないように次の新たな一歩を踏み出せるかどうかなのです。君たちには,明日があります。気張れ,志布志中生。今日は,「8時5分生徒玄関通過,8時10分着席100%達成24日目でした。