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令和元10月8日『「明日は全力を出し切る」を目標に気張れ』

 明日から地区中体連新人体育大会が開催されるので,今日は,試合前の心構えについて話をしたいと思います。
 高校時代,顧問の先生から試合前日に『勝とうと思うのではなく,全力を出し切ろうと思いなさい。』と言われた事があります。
 私たちは,試合に出るからには「勝ちたい」と思うものです。「勝ってこそ」みんなから認められ,評価され,保護者の方々や先生方,友だちの期待に応える事ができると思うものです。
 しかし,勝つ事ばかりを考えると実はプレッシャーとなり,結果に対する不安から気持ちが不安定になってしまいます。このような不安は,試合での実力を発揮する上で妨げにしかならないので,平常心で試合に臨むためにも「今まで練習した事を,試合で全て出し切ろう」と心がける事が大切なのです。夢中になって全力を出し切れば,身体も心も自然とベストな状態になっていきます。そして,その事が,結果に結びついていくのです。
 今日は,「明日の試合で全て出し切ろう」という気持ちを持つために,「いつもと違う事をするのではなく,同じ生活リズムで過ごす」事を心がけてください。そして,自分の理想とする試合のイメージを何度も繰り返しイメージして試合に臨んでください。
 新人大会は,来年6月に行われる地区総合体育大会へ向けて,新たな目標を設定する場でもあります。大会に参加する生徒が,志布志中学校の代表として,「全力を出し切って」くれる事を心から期待しています。