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令和元年9月19日『学習の積み重ねが将来の夢の扉を開く』

 高校2年生の夏と高校3年生の春に2回甲子園に出場しましたが,いずれも1回戦敗退。高校2年生では3番レフトで出場し,4打数1安打。高校3年生の時はピッチャーで出場し,5打数0安打。その年の秋にドラフト4位でプロ野球に入団する。このプロ野球選手は誰だと思いますか。
 この選手が,日本だけでなくアメリカでも知らない人がいない有名な大リーグ選手であった「イチロー」選手だと信じられますか。
  イチロー選手は,小学3年生から中学3年生までの7年間バッティングセンターに毎日1年間に363日通いつめ,バットを振り続けたという逸話があります。
 プロのスポーツ選手を目指す人は基本練習を日々繰り返し,調理人を目指す人は皿洗いから,美容師を目指す人は店内掃除とお客さんへのあいさつから始めるのです。つまり,どんな仕事も『単純な作業・単純な練習』の繰り返しで成り立っているのです。
 今の君たちの仕事は,『学習』です。単純な作業を「学習」と置き換えると,学習を積み重ねると,継続によって学習のテクニックが高まり,学習の積み重ねが将来の夢の扉を開けてくれるのです。
 学校は,体育大会も終わり,『動の季節』から「学習の秋」「文化の秋」と言われる『静の季節』へと移り変わり,学習に最も適した季節になるので,日々の学習を積み重ね,将来の進路選択の基盤となる学力を身に付けるために努力を継続してください。