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令和元年7月10日(水)『迷った時が成長のチャンス』

 人は,ルールを守れない時や約束の時間を守れない時に『自分だけじゃないから,一人じゃないから大丈夫』と考えてしまいがちなものです。
 心の中では約束の時間やルールを守れずに友だちに「悪かったな。申し訳ない」なと思いながらも一緒に守れなかった友だちの手前,素直に「ごめんなさい。」と言えず,「ぼくは守ろうとしたんだけど,〇〇君が大丈夫だと言うから」と責任を友だちに転嫁し,自分の行動を正当化してしまうものです。
 しかし,約束の時間やルールを守らなかった事は,友だちの影響ではなく,「守るか」それとも「守らないか」を自分で最終的に判断して行動した結果なのです。友だちの行動や言葉は,あくまでも自分で判断する時の材料でしかないのです。
 イチロー選手の言葉に『特別なことをするために特別なことをするのではない,特別なことをするために普段どおりの当たり前のことをする。』と言う言葉があります。
 イチロー選手は,何かを成し遂げるために特別な事をする必要はない。当たり前の事を当たり前に続けることが,結果的に自分を目標へと導いてくれるのだと言っているのだと思います。
 人は,生活する上で必ず迷う時があります。そして,迷った時,努力する事よりも「安易な方を」「簡単な方」を選びがちです。しかし,その時が,最も自分を成長させるチャンスなのです。君はどちらを選びますか。考えてみてください。