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令和元年7月8日(月)『心がそろえば歌声もそろう』

 合唱コンクールがいよいよ今週末に迫ってきましたが,学級の気持ちは一つになりましたか。「学級が目標とする合唱」を「新たな伝統を創る合唱」を創り上げることができていますか。
 詩人でもある長野県の円福寺の和尚の藤本さんの詩に『はきものをそろえる』という詩があります。学校のいろんな所に掲示されている詩なので,誰もが一度は見たり聞いたりしたことのある詩だと思います。
 この『はきものをそろえる』という詩を一部変えると次のようになります。
『歌声をそろえると心もそろう 心がそろうと歌声もそろう 舞台に上がる前にそろえておくと 舞台で心がみだれない だれかが迷っていたら だまって支えてあげよう そうすればきっと 合唱も心もそろうでしょう』
 どうですか。各学級では,合唱コンクールを5日後に控えた今でも様々な葛藤がある事だと思います。この時期,課題曲と自由曲の合唱曲を作る過程で,合唱コンクールへの思いの違いから意見がぶつかり合う事がよくあるものです。
 しかし,この心のぶつかり合いが学級の結束力を強め,「学級が目標とする合唱」や「新たな伝統を創る合唱」を創る大きな役割を果たしてくれるはずです。
 友だち心の叫びに互いに耳を傾け,心を一つにして『滝のように降る歌声』を目指して頑張ってくれることを期待しています。