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令和元年6月3日(月)『図書室は「安らぎの場所」』

  先週の金曜日に鹿児島が昨年より5日早く『梅雨』入りし,今週一杯ぐづついた天気が続くという予報が出されています。
 さて,雨が降ると昼休みに外で遊べなくなり,図書室に多くの生徒が集まり,読書を楽しみにしている生徒が迷惑しているという話をよく聞きます。
  図書室は,静かな空間で読書や勉強に最も適した場所であり,授業で学んだ事を図書室内の本を使って確かめたり,自分の好きな本を静かに読む事ができる場所なのです。
 また,昼休みの図書室は,教室から離れ,一人で過ごしたり,違う学級や学年の友だちと触れ合う場所でもあり,図書室を「心の居場所」や「安らぎの場所」としている人も多くいるのです。
 図書館や図書室には,「走ったり,騒いだり,大きな声を出したり,他の人の迷惑になる行動はしない」という共通のマナーがあります。この事は,小学校時代から何回となく教えられてきた事なので君たちは十分に知っている事だと思います。
 図書室で騒いでいる生徒に「静かに」と声をかけると「ハイ」と答えてくれますが,本当に図書室で話をすることが周りの人に迷惑をかけている事を分かっているのでしょうか。ただ知識として「知っている」だけではないでしょうか。「分かっている」という事は,なぜ騒いではいけないのか理解し,静かな空間を創り上げる事ができるということではないでしようか。自分の行動を振り返ってみましょう。