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平成30年9月6日(木)

 先日,ある講演会の中で講師の方が『目標や夢を設定する時には,「○○になりたい。」とか「○○ができるようになりたい。」ではなくて,「○○になる。」とか「○○ができるために○○をする。」という表現にしなければ,実現することは難しい。』と言われたことがとても印象に残りました。
 「○○になりたい。」という目標は,あくまでも希望であって,行動に結びついていない。しかし,「○○ができるために○○をする。」という目標は,しっかりと自分が目指す目的地が定められ,目的地へ到達するための方法も地図も描かれ,すでに目標を達成するための第一歩が踏み出せる状態になっています。つまり,行動が伴った目標になっているという事なのです。
 講演会の中で話されたことは,昨日話をした『将来のためには頭の中で目標をあれこれ考えるだけではなく,とにかく行動することが大切,継続することが大切』という事と同じことなのです。
 ドイツのブンデスリーガのドルトムントの中心選手として活躍している香川真司選手は,『君たちには,無限の可能性が広がっています。いつでもどこでも,自由に夢や目標を持っていいんです。 僕には小さな頃から「プロのサッカー選手になる」という夢がありました。その時点では,プロになれるかどうかは分かりませんでしたが,「大好きなサッカーを続けたい!」一心で,夢を描き続けて今があります。みなさんもあきらめず,あせらずに一歩ずつ夢に近づいていってください。』とメッセージをおくっています。
 目標は人それぞれ異なりますが,自分を信じて「目標への第一歩」を踏み出してください。期待しています。