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平成30年6月15日(金)

 自分の一生を1日24時間に置き換えた『人生時計』という話を知っていますか。
 『人生時計』は,仮に人の一生を72歳とした時に「72」を24時間という1日の時間で割ると3歳が1時間になるという話です。この計算を君たちに当てはめると,現在15歳の3年生は「150÷3」なので5という数字になります。
 つまり,15歳の3年生は「夜明け前の5時」を生きているという事になります。また,14歳の2年生は4時40分を,13歳の1年生は4時20分を生きていることになります。
 朝の5時前であれば,まだ寝ている人がほとんどで,実際の1日もスタートしていない状態です。つまり,人生は始まったばかり,どのような1日になるのか,どのような未来になるのが誰にもわからない時間帯なのです。
 君たちの人生は始まったばかりで,まだまだ一生で使える時間も人生設計の選択肢も人生を大きく変える時間もたくさん残されています。
 今,新学期が始まって2カ月半,進級した時に何を思いましたか。何を考えましたか。その時の思いを今も心の中に持ち続けていますか。頑張ろうと思ったことを続けていますか。
 『続くと本物になる。本物は続く。』という言葉があります。気持ちが折れそうになったら,家族や友だち,先生に相談すればいいのです。多くの人たちの力を借りることは決して恥ずかしいことではありません。恥ずかしいのは,決意した事や頑張ろうと思った事を簡単に諦めたり,投げ出したりすることです。
 新学期になって始めたこと,みんなで頑張ろうとしてきたことを諦めずに継続してください。必ずそれが「当たり前」に,そして「本物」になります。気張れ!志中生。