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平成30年6月12日(火)

 今日は,君たちに質問をします。君たちは,どんなときに努力をしていますか。努力してその結果が出てうれしかったり,喜んだりしたことがありますか。その反対に,努力したけれど,結果があまりよくなくて悔しかったり,悲しかったりした経験がありませんか。
 そこで今日は,ドイツの詩人であり作家でもあるゲーテの「星のごとく急がず,しかも休まず」という言葉を紹介したいと思います。 この言葉は,夜空の多くの星は宇宙での大きなリズムの中で,ゆっくりと,しかも休むことなく運行しているという意味です。人間も急いだり,休んだりすることなく,こつこつと努力することが大切だと言っているのです。
 今,君たちは学級活動の時間を使って,テストの目標を設定するとともに学期末テストへ向けての学習計画を立て,テスト勉強に取り組み始めたところだと思いますが,だらだらと長い時間机に向かっても効果はありません。
 以前も何回か提案しましたが,学校で生活するリズムと同じように,平日だったら1教科50分,そして10分程度の休憩を入れて2教科から3教科,土曜日と日曜日などの休日は,1教科50分,そして10分程度の休憩を入れて5教科計画的に学習に取組めば,少なくとも同じ教科を2回,頑張れば3回勉強することができます。
 君たちが諦めなければ,可能性は無限大です。「星のごとく急がず,しかも休まず」という言葉を胸に君たちが計画的に学習に取り組んでくれることを心から期待しています。