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わからない問題は,解説を読んでから先生に聞きましょう

令和3年11月16日(火)
わからない問題は,解説を読んでから先生に聞きましょう
自分でワークなどに取り組んでいる際に,わからない問題が出てくることがあります。そんなとき,何とか自分で解けないかと粘りたくなる気持ちもわかりますが,わからないことで悩んでいるのはもったいないです。先生に聞けるものであれば,是非聞きましょう。
しかし,先生に聞く前に,自分の力を伸ばすポイントがあります。それは,先生に聞く前に,一度自分で答えと解説を,しっかり確認することです。このステップを踏むことで,ただの「わからない」が「解説にある○○の部分がわからない」に変わります。わからないところやその理由が自分にもだんだん見えてきて,先生にも具体的な質問ができるようになってくるのです。
自宅でワークの丸付けをするときも,ただ○とか×とかを付けるだけでなく,その間違った問題の解説をよく読んで,つまづいたところをきちんと確認してください。
私も,過去の経験から,「先生,この問題がわかりません」と発言していた生徒は伸びにくく,「この問題のこの部分は,なぜこうなるのですか」と具体的に聞いてくる生徒は伸びると感じていました。
どんな問題も,解けないのには理由があるはずです。解けない理由を理解しないと,先生に教わっても,またすぐ「わかりません」となってしまいます。
「何が分からないかが分からない」では,手のうちようがありません。しかし,自分でつまずいているポイントが分かれば,解決策や対策が自分で打てるようになります。そして,分からないが分かるに変わっていきます。