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どんなに疲れて,へこんでいても,勉強しない日はつくらない

令和3年11月15日(月)
どんなに疲れて,へこんでいても,勉強しない日はつくらない
 部活動で疲れたり,友だちとの人間関係で落ち込んだり,中学時代にはいろいろなことがあるものです。でも,それらを理由に1日でも完全な勉強オフ,即ち勉強をしない日をつくることは避けましょう。勉強しない日があることは,マイナス面が大きいからです。
 そんな日は,5分だけでもいいので,絶対に何か勉強してください。少しでも勉強をすることで,「今日は何もしなかった」という罪悪感(ざいあくかん)が軽くできますし,今頑張っている緊張の糸を切らずに済むからです。
 これは,何かに落ち込んでへこむことが悪いという意味ではありません。へこむようなことがあったときには,思いっきりへこんで構いません。しかし,そんなときでも,勉強だけは少しでもやりましょうということです。
 志布志中に限らず,中学生は全体的に自己(じこ)肯定(こうてい)感(かん)が低い傾向にあります。そこへ,どんな理由があるにせよ,「私は今日勉強しなかったダメ人間」というレッテルを自分で貼ってしまうと,ますます自己(じこ)肯定(こうてい)感(かん)は低くなり,気分の落ち込みも長引くのです。
 でも,どんなにへこんでいても,英単語10個だけ覚えられたら,「10個頑張ったよね」と自分を肯定することができます。「10個だけ?」と思うことがあるかもしれませんが,あとで気持ちが回復したときに,「あのときは相当へこんでいたけれど,少しだけでも頑張れた」と思うことができるでしょう。そう思えることが受験などの壁を乗り越えるために欠かせない自己(じこ)肯定(こうてい)感(かん)を損なわずに済むことにつながります。そして,勉強のリズムも,大きくは乱れないのです。