『努力の人「マイケル・ジョーダン」』

　令和２年６月８日(月)
努力の人「マイケル・ジョーダン」
　皆さんはマイケル・ジョーダンという人物をご存知ですか。
　マイケル・ジェフリー・ジョーダンは，アメリカの元バスケットボール選手で，NBAのシカゴ・ブルズやワシントン・ウィザーズでプレーしました。15年間の選手生活で得点王10回，年間最多得点11回，平均得点はNBA歴代1位，通算得点は歴代5位。1990年代にシカゴ・ブルズを6回の優勝に導き，5度のシーズンMVP，6度のNBAファイナルMVPを受賞し，２回もオリンピックにアメリカ代表として出場し２回とも金メダルを獲得した人物です。その実績からバスケットボールの神様といわれています。
　そんなマイケル・ジョーダンがバスケットを始めたのは１２歳の時です。最初は飛び抜けて上手い選手というわけではなく，高校のバスケット部ではレギュラーになれなかったそうです。
　そんなマイケル・ジョーダンは「僕の名前がレギュラーに無かったときは，とても傷つきました。でも，あの挫折が無かったら，僕は自信過剰になっていたことでしょう。」と語っています。レギュラーになれなかったマイケル・ジョーダンは，他の選手が帰った後も練習を続けたそうです。それは，トッププロになってからも変わらなかったといいます。
　彼は，輝かしい成績を残して選手を引退した後，こんな言葉を残しています。「私は９０００回以上シュートをミスした。３００試合近く負けた。チームの勝利が決まるシュートを放ったが，２６回もミスした。私の人生は失敗の連続でした。」と。
　自分自身に対して，危機感を持ち続けることが，能力を開花し成功に近づく秘訣なのかも知れません。
　ちなみに，マイケル・ジョーダンが試合で使用したサイン入りのバスケットシューズ「エアジョーダン１」が今年５月１７日にオークションにかけられ，５６万ドル（約６０００万円）で落札（らくさつ）され，スニーカーの落札価格としては史上最高額を更新したそうです。これは，冗談ではありません。