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コアジサシの観察(3年総合)

 3年生が総合的な学習の時間において,身近な地域素材を通して,環境保全・自然保全の大切さについて学習しています。そこで,地元市議会議員の丸山一様や日本野鳥の会鹿児島支部副支部長の前田和浩様に,横瀬海岸に多数飛来してきている絶滅危惧種のコアジサシやベニアジサシについていろいろ教えていただいたり,観察をさせていただいたりしました。

始めに,学校でコアジサシのことについて,はく製や写真等を通していろいろと教えていただきました。コアジサシがオーストラリアから飛来し,子育てのために地元の横瀬海岸に来ていることや,主な飛来地は,日本でも3か所ほどしかないことも知ることができました。その後,バスで横瀬海岸に移動し,コアジサシやベニアジサシの子育ての様子を実際に観察しました。野鳥の会の皆さんが多数のスコープを準備してくださり,子どもたちは,子育ての様子をよく見ることができ,大変うれしそうでした。

最後に丸山様より,このような大切な自然を守っていくために,ごみを散らさないなど,自分たちができることをしっかりと取り組んでくださいとのお話があり,子どもたちもよく理解できたようでした。子どもたちにとって,とても貴重な体験と良い学びができた学習でした。