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 今日は,文化祭実行委員を務めた男子生徒の作文を紹介します。
 初めはノリで始めた実行委員。でも,みんなと一緒に文化祭を築き上げていくうちに,やってやろうという気になっていきました。結果的に大成功に終わりましたが,今回の経験で結果よりも過程が大切なんだと思いました。文化祭という同じ空間をたくさんの人と共有できたことは本当にこれからの人生の中で財産になっていくと思う。文化祭,先生方,文化祭実行委員メンバー,生徒全員,家族。すべてがぼくの宝物です。ありがとうございました。
 11月1日(金)に志布志中学校文化祭が開催されます。今まで各学年では,学年の出し物を創り上げ,当日,素晴らしい作品を発表するために,一人一人が責任を持って,それぞれの活動に取り組んで来たことだと思います。
 君たちが,友だちと力を合わせて作品を創り上げるには多くの時間が必要ですが,発表する時間は短く,あっという間に終わってしまいます。そして,君たちの心に印象深く残るのは,発表の時間よりも作品を創り上げる過程での友だちとの意見のぶつかりや一緒に力を合わせて作品を創り上げている瞬間のことだと思います。
 文化祭まで,あと1日,「もっと時間があれば」等々,いろんな思いがあると思いますが,明日素晴らしい発表ができるように,学級,学年が一つになって頑張ってください。今日は,「8時5分生徒玄関通過,8時10分着席100%」16日目を達成しました。

 毎年,4月に新年度がスタートすると図書室利用のオリエンテーションが行われ,図書室の準備が整うのを待ちかねたように多くの生徒が図書室に飛び込んて行く姿を見かけます。
 オリエンテーションでは,本の貸出の手順やルール,図書室利用のマナー等について分かりやすく説明され,みんなが気持ちよく図書室を利用する雰囲気が創られていきます。
 では,『図書室を利用する上でのマナーとは何ですか』と質問されたら君たちは何と答えますか。多分,ほとんどの人が「図書室では静かにする。」「読書や勉強する人の迷惑にならないように話をしたり,音を立てたりしない。」と答えるのではないでしょうか。
 では,今,図書室利用のマナーが守れていますか。読書や勉強をしている人たちの事を気遣って静かにしていますか。先日,ある先生が,図書室で楽しそうに雑談をしている人たちに『図書室を利用する上でのマナーは何ですか』と質問すると,「分かっています。」と返事が返ってきたそうです。
 しかし,その人たちは本当に分かっているのでしょうか。ただ知識として「図書室利用のマナーを知っている」だけではないでしょうか。『分かっている』という事は,なぜ必要なのかを理解し,実行できるということではないでしようか。
 過ごしやすい図書室の雰囲気を創るのは君たち自身です。図書室でたくさんの人たちが本を読んでいても「本当に静かだな」という雰囲気を創れた時に初めて『図書室利用のマナーを分かっています』と言う言葉がつかえるのだと思います。考えてみてください。