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 先週の土曜日に鹿児島が平年より5日早く『梅雨』入りしました。日曜日は,梅雨入りを忘れさせるような晴天でしたが,今週になって梅雨らしい天気が続くという予報が出されています。
 昨日の朝は,休日明けで小雨だったせいか,本年度になって初めて「8時5分までに生徒玄関通過,8時10分までに着席」の達成状況が90%前半という結果でした。
 8時5分までに生徒玄関を通過できなかった人には「時間を守る」ことよりも大切にした何かがあるはずです。では,できなかった人は,何を大切にしたのでしょうか。また,「時間を守る」ことより何を優先したのでしょうか。
 時間は,人生において最も平等で最も大切なものだと言われています。たった数分,数秒の違いで人生が大きく左右されたと言う事がよくあります。
「日曜日は,部活動やクラブの大会で疲れたから」,「今日は,雨だから何かいやだなぁ」等という理由で遅れたとしたら,それは「時間を守る」という約束に関して,「守らなくてもいい」「遅れてもいい」という習慣ができているのではないでしょうか。
 以前,「心が変われば,態度が変わる。態度が変われば,行動が変わる。行動が変われば,習慣が変わる。習慣が変われば,人格が変わる。…」という言葉を紹介しましたが,今,君たちは変わろうとしているのです。その思いを大切にしてほしいのです。自分の心に負けないでほしいのです。
 君たちは,5月の連休明けの日に「8時5分までに生徒玄関通過,8時10分までに着席」を100%達成したのです。これは,実はとてもすごい事なのです。再度,その時の思いや喜びを思い出してください。

 先週の金曜日に生徒総会が開かれ,志布志中学校生徒会のスローガンが「All Possibilities To All Students」~全ての生徒に全ての可能性を~に決まりました。
 よく,ジグソーパズルが人間関係や社会生活の仕組みを表す例えとして使われることがありますが,今,君たちの目の前に志布志中生徒会という大きな1枚のジグソーパズルがあると想像してみてください。君たちは,そのジグソーパズルの1つのピースであり一人ひとりがそれぞれ違う役割と位置を担っているのです。
 ジグソーパズルのピースをよく見ると,それぞれ形が違い,色も絵柄も違います。もし,ジグソーパズルのピースが正方形でできていたら,ちょっと力をを加わえるだけで簡単にバラバラになってしまいます。
 でも,ジグソーパズルのピースのように凸凹で繋がっていると,簡単に壊れることはありません。それが,人間関係であり,社会生活の仕組みなのです。自分の欠点を誰かが長所で補い,誰かの欠点を君の長所で補い,互いに手を取り合って繋ぎ合っているから学校という社会が成り立っているのです。
 つまり,君たち一人ひとりは,志布志中生徒会というジグソーパズルにとって必要不可欠な大事な大事な1つのピースなのです。
 先日の生徒総会で提案された取組は,志布志中生徒会という大きな1枚のパズルを創り上げていく手段であり方法なのです。
 例えば,先週の金曜日「8時5分までに生徒玄関通過,8時10分までに着席」というパズルは,100%までに数か所ピースが空いた状態でした。
 君たちは,志布志中生徒会にとって必要不可欠な大事な大事な一人であり,大事な役割を担っています。みんなで力を合わせて,志布志中生徒会というパズルを創り上げてください。

 『ちょボラ』という言葉を昨年紹介した事がありましたが,覚えていますか。『ちょボラ』とは,ちょっとしたボランティアの事を表した言葉です。
 ボランティアと言えば,「むずかしいもの」「特別なもの」と考えられがちですが,もっと気軽で身近なものとして「自分にもできること」「関心のあること」から始めてみようという呼びかけで,2001年に始まったのが『ちょボラ』です。
 今,君たちが生徒会の呼びかけで行っている「ほうきの目運動」や「あいさつ運動」,「ゴミ拾い運動」も朝の時間を利用して気軽にできる『ちょボラ』です。
 先日の休み時間に「男子生徒がトイレの前でしゃがみこんでいるのでどうしたのかな」とある先生が近寄って行くと,トイレのスリッパを並べているところだったという話を聞きました。その男子生徒は,授業開始を知らせるチャイムが鳴る前のほんの短い時間を利用して,次にトイレを使う人が使いやすいようにスリッパを綺麗に並べてくれていたのです。
 これは,『ちょボラ』の1例ですが,君たちの身の回りにも何気ないボランティアをしている友だちはいませんか。ぜひ,『ちょボラ』を見かけたら,教えてください。
 君たちの身の周りには,「ゴミを拾う」とか「机を並べる」とか「友達の手伝いをする」,「元気のない友達に声をかける」等のように簡単にできる『ちょボラ』があふれています。そして,その『ちょボラ』は,誰にでも,いつでも,どこでも,何回でも簡単にできる事だと思います。
 ぜひ,君の『ちょボラ』が,学級の『ちょボラ』に,そして,学年の,志布志中の『ちょボラ』へと大きな輪となって広がり,志布志中の今年の流行語になってくれればと願っています。