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志布志市で今年から取り組んでいるのが「毎月15日は,子ほめの日」です。今月の15日は,明日の日曜日です。

ということで,今月のこの取組は,ご家庭にお任せとなります。どうぞよろしくお願いいたします。

教育の基本は,「教えて,ほめる。」です。ほめることが見つけにくい場合は,何か教えて,いっしょにやって,できたことをすぐにほめてください。効果抜群ですよ。

学校での「今月のスター」表彰は,月曜日に行います。今月も1年生から4年生の4人を表彰します。

今週になって,本ホームページへ訪問いただいている方が,たいへん多くなっております。本当にありがたいことです。

ただ,ちょっと不思議なのです。昨年度は,テレビに出たり,ネットニュースになったりしたときに同じことが起きたのですが,今回は分からないのです。

どなたか教えていただけませんか?というのが,今日の「伊﨑田小の日々」です。

昨日の社会科見学で,私も大きな学びがたくさんありました。なぜ,大隅地区で畜産が盛んなのか,本年3月に全面開通した志布志都城道路の意味,など

もっと知りたいと思うことにあふれていました。

その中で,志布志港を国土交通省志布志港湾事務所の活動は,目を見張るものがあります。昨日,社会科見学を行っていただいたこともですが,ただ港湾業務を行うだけでなく,「開かれた志布志港」としてのイベント等のPR活動が素晴らしいです。ぜひ,ホームページをご覧ください。

https://www.pa.qsr.mlit.go.jp/shibushi/

今年度は,国土交通省志布志港湾事務所さんのご協力により,「志布志港」について学習してきました。

なかなか近すぎて見えないってありますよね。志布志港は,まさにそれで「社会の学習にたいへんうってつけ」の見学場所と言えます。

私は,キーワードとして「物流」が浮かびました。

「物」が,どこを,どうやって,どこまで,「流れる」のか

線で追っていくととてもいい学習になります。夏休みの探求にたいへんおすすめです。

今日の朝の会で,めあてを決めるときある児童が

「今日は,気温が30度になるので,熱中症に気を付けよう,がいいと思います。」

私は,すかさず聞きました。「なんで気温が30度になるって知っているの?」

この子は,こう答えました。「朝,お母さんと話しをしていて知りました。」

家庭でインプットしたものを学校という公(おおやけ)の場でアウトプットしているのです。こういった,何気ない小さな発表が,その子のあくなき探究学習につながっていくかもしれません。ヒントは,どこでもいくらでも落ちています。学校は,その子が「はまる」ものを見つける場にならないといけないですね。

最近の学校教育では,「協働的な学び」など他者と上手に関わり,自己を成長させることが重要視されますが,「たとえひとりでも信じてやり抜く力」も同じように大切にしています。

今朝は,小雨模様でした。外で遊ぶ子,教室で過ごす子が多かったですが,その中で,ひとりで水道掃除をする子,ろう下を掃除する子をそれぞれ見つけました。

そういう子は,応援したくなるものです。

校長先生は,きちんと見ていることを伝え,強く承認したところでした。

子どもたちといっしょに校長室で給食を食べる「ランチミーティング」も佳境を迎え,昨日は,2年生でした。

この取組の弱点は,移動が多く食事の時間が短くなることです。2年生にとって,食べる時間が短くなるのはたいへん厳しいです。当然,おしゃべりする時間も少なくなります。そこで考えました。

「据え膳作戦」です。

通常は,子どもたちが給食当番として,エプロンを着けて,食器類を運び配膳して,また返しにいきます。この時間を短縮することで,おしゃべりの時間を増やそうと考えたのです。

給食担当の先生方のお手伝いをいただきながら,2年生8名の給食を準備して,待ちました。結果,30分もの食事の時間が確保できて,とても楽しい時間を過ごすことができました。

「据え膳作戦」大成功でした。

たいへん興味深いあるブームが巻き起こる予感がしています。

この子らは,「遊んでいますが学んでいます。」「学んでいますが,遊んでいます。」

私が理想とする生き方です。

 

 

「子どものやりたいことはやらせる。」というより「子どものやりたいことをじゃましない。」が大人のひとつの役割だと考えます。

学校に来られた際は,ぜひご覧ください。

タイトルのとおりの写真です。

この写真が撮影されたのは,開会式直前ということを言うとおそらく学校関係者は,信じられないと言うでしょう。通常,開会式前のグランドは,きれいに整地がなされ,白線が引かれた状態を保ちます。

でも,あしあとが付いています。これは,子どもたちが「アップのため校庭を走った跡」です。通常,運動会は,スポーツイベントであるにも関わらず,ランニング等のアップをすることはなく,開会式のラジオ体操のみが「体の準備」です。

伊﨑田の子どもたちは,開会式前の30分の時間を使って,思い思いにアップをしていました。校庭をきもちよく走りました。昨日の「円陣」もそのひとつです。

自分で「選択して,決断する」という自己肯定感を高める教育を大切にしています。

伊﨑田小の朝のボランティア活動は,本当に主体的な活動です。一切の時間設定や強制はありません。

昨日の夕方は,PTAのみなさんの美化作業がありました。そして,今朝は,3年生の4人の児童がボランティア活動をしていました。その中のある子がこう言ってました。

「昨日は,パパがしてくれたから,今日は私」

なんて素敵なんでしょう。ありがとう!

伊﨑田小の1階から2階に上る踊り場は,子どもたちの作品ギャラリーです。ちょっと前は志布志の日に合わせての「志布志じまん」でした。今は,日曜日に迫った運動会への意気込みです。

読んでいて本当に面白いです。

私は,小学校のときは,「勝つこと」しか考えていませんでした。多分「絶対優勝!」とかで終わっていたと思います。それが伊﨑田の子どもたちは,「勝負」は,もちろん「努力」や「協力」,「協働」,「思いやり」や「感謝」など本当に様々な視点をもって,目標を書いています。

これぞ「個性」と思います。

子どもたちは,日常的な道徳などの教科や活動を通して「多面的・多角的な視点」にふれています。この多様な視点もが持てるのも自画自賛しますが学校教育のひとつの成果ではないかと思っています。

そんな中,私が今回最も気にいったのがこれです。

「たちあがる」というワードです。カテゴリーで言えば「人生」だと思いませんか?

新校舎建築中ですが,ひとつたいへん困っていることがあります。

校舎から体育館への渡り廊下がないのです。ですので,雨の日は,子どもたちは校舎から傘をさして体育館に移動しなければなりません。

自分の傘があれば,何とかいいのですが,忘れたり,途中から雨が降ってきて,傘がないときがあります。たいへん困ります。ですので,このような時のために傘を準備しようとなりました。

私たちが頼ったのがJR九州さんです。

「忘れ物等で譲渡していただけるものがあれば,いただけませんか?」というお願いにすぐに応えていただき,今回10本もの傘をいただくことになりました。

大切に使わせていただきます。JR九州さん,そして元の持ち主さんありがとうございます。