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 休み時間の1・2年生の教室の様子です。画面に映っているのは5年生です。

 国語の授業で、学校生活の中で見つけた課題『トイレのスリッパをきちんと並べるために何ができるか』について話し合ったことを、他の学年の友だちに伝えるために、撮影してロイロノートで送っていました。1・2年生も、5年生の気持ちを理解して「トイレのスリッパをきれいに並べよう」という意欲が持てたようでした。また、資料を使って、学校をよりよくしようと意見を述べる5年生に対して、憧れと尊敬の気持ちを高めた様子でした。

 10月から森山小3年生は、毎週水曜日の2校時の道徳の授業を、三島竹島学園が行う三島学園3校合同オンライン授業に参加させていただいています。三島竹島学園のご厚意で、遠くにあるへき地校同士がつながりました。心から感謝申し上げます。

 10月19日(水)2校時は、「ともだちがやろうとしていることを『やめたほうがいいよ』と言うためにはどんな気持ちが大切だろうか」という目標でした。まず、「悪いことをしている友達に今の自分だったら注意できるだろうか」ということで、3校の友達の気持ちを聞くことから始まりました。次に、読み物資料に沿って主人公の気持ちを考えました。友達の考えが自分のと『似てる』か『違う』か『思いつかなかった』のか、3校の友達の考えを聞き分けながら考えを深めようということでした。Rさんは、「ともだちに『やめよう』というには、優しい気持ちが大切だと思います。かくしたかったら、自分のものですればいいんじゃないか」と主人公になりきって考えを伝えることができました。また、「○○さんとは友だちじゃなくなるかもしれない」という三島学園の友だちの考えを、『思いつかなかった』と聴き分けることができました。

 同日,5時間目は,総合的な学習の時間にオンライン交流活動を三島竹島学園と行いました。学校紹介クイズをオンラインで行いました。三島竹島学園の学校や、学校行事の様子がとてもよく分かりました。ロイロノートで作成したプレゼン資料がTeamsに貼り付けられていたためです。このような提示方法は初めて見ました。「『魚釣り遠足』で釣れたスズキはどのくらいの大きさですか?」と質問したりしていました。道徳の授業よりリラックスした表情が見えました。友だちのことをもっと知りたいという思いが感じられました。少しずつ慣れていけばと思います。

 

 

 10月18日(火)5校時、1・2年生の算数科の授業は、田之浦小学校の研究公開授業として、森山小学校と田之浦小学校のオンラインでの算数科の授業の様子を多くの先生方に見ていただきました。普段とは違う状況でしたが、1年生は、「『3+9』では、9で10のまとまりを作ったほうがかんたんです」。2年生は、「『4×5』は、前の答えに4たす『たすたす作戦』でした方がかんたんにできます」と、ブロックを操作したりノートに書いた図をもとにしたりして自分の考えを伝えたり、友だちの考えを聞いた入りすることができました。参観された先生方からは,「離れていても同じ教室で学習しているようですね」「タブレットを効果的に活用した授業ができていますね」等の感想をいただきました。

 今回の研究公開を通して、多くの複式学級やへき地にある学校で、同学年でのオンライン授業が行われ、より一人一人に寄り添う授業が行われるようになればと思いました。田之浦小学校をはじめ、御指導いただいた県教育庁義務教育課、大隅教育事務所、志布志市教育委員会、熱心な協議をしていただいた県内各地より参加された先生方に心より感謝申し上げます。

 

 

 

 10月9日(日)、森山小PTA、森山校区コミュニティ協議会が計画しました稲刈りを行いました。森山校区コミュニティ協議会の皆様、地域の皆様、ありがとうございました。心から感謝申し上げます。

 子ども達、保護者、地域の方を交えた3人組を作ってリレー形式で下のような俳句ができ、参加者全員で、感想を分かち合うことができました。

あいがもが そだてたお米 いまかられ / あきのかぜ ことしもみのり いねかりだ / くもりぞら 晴れているより ここちよい / きれいだな きいろいお米 おいしそう / こどもたち 田んぼまわりで たのしそう / ほうさくだ たきたてごはん おいしいな / みがたくさん おもったいじょうの おこめたち

実りの秋を実感し、みんなで同じ思いを共有できたすてきな一日でした。

 

 

 

 

 

 

 子ども5・7・Go(南日本新聞)に本校6年生の俳句が掲載されました。おめでとうございます。限られた17文字という少ない時数で,森山校区の豊かな田園を想像できる句ができましたね。かかしさん達は,学習田で学んだあなたたちも,見守っていたことでしょう。