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9月25日,日曜日,秋晴れのもと,令和4年度秋季大運動会が開催されました。今年度も,コロナ感染症対策を踏まえた学校単独・午前中開催での実施となりました。今年度のスローガン「最後まで,勝っても負けても力を合わせて,感動と笑顔を手の中に」の下、子ども一人一人が自分の持っている力を出し,周りの友達を信じ,共に力を合わせ,競い合っている場面がたくさん見られました。

かけっこ・短距離走では,ゴールを目指した力強い走りが見られました。赤白対抗リレーでは,練習したバトンパスの成果を「はいっ」と声を出しながらきれいにバトンをつなぐシーンも見られました。

 

 

 

 

 

児童会種目では,一輪車か縄跳びの選択をしてリレーをした後,台風の目をしました。これまでの練習の成果を思う存分発揮することができていました。

 

 

 

 

表現(ダンス)では,気持ちと動きの揃ったリズムダンスが披露され,来賓・保護者の方々からも大きな拍手が送られていました。エール交換や応援合戦では,赤組も白組も,限られた時間の中で,きびきびした動きの良さに加えお笑いの要素も取り入れるなどの工夫を加えていました。

大玉転がし競争や赤白対抗玉入れ,家族リレーに田舎土産・志布志音頭と,給水タイムを競技の間には必ず取りながら出ずっぱりの半日でした。よくがんばりました。

 

 

 

そして,閉会式の成績発表ではまさかの・・・・同点優勝。感動のフィナーレとなりました。

  今大会を終えて学んだこと,「目標に向かって,粘り強く最後まで頑張り抜くこと」「友達と力を合わせて協力すること」等をこれからの学校生活に生かしてほしいと思います。晴天の下,開催することができました令和4年度秋季大運動会。当日の感染症対策や愛校作業,PTA運動会会場設営,PTAダンス練習等,大会を迎えるまでの様々な準備・運営等を強力にサポートしていただきまして,誠に有り難うございました。全ての関係者の皆様にお礼を申し上げます。

 9月22日木曜日4校時,1・2年生の授業です。1・2年生は,2学期より火曜と木曜の4校時と5校時,算数の授業を田之浦小学校とオンラインでつないで行っています。1年生の授業は森山小の1・2年担任が,2年生の授業は田之浦小の1・2年担任が授業を受け持つことにしています。

1年生は「10より大きい数のふくしゅうをしよう」という学習問題でした。まず,先生のそろばんを見てみんなで10より大きな数を数えました。2とびや5とび,1つずつ減る数え方などの復習をしました。

次に,先生から一人一台のタブレットに送られた練習問題をそれぞれ解きました。解いた問題は先生に送り,○付けされたものが再度送られていました。間違えた問題は,ヒントを使ったり先生に質問したりして,○になるまで粘り強く取り組めました。少しずつ3枚の練習問題を時間内に終えることができていました。

 2年生は「点線のところできったら,どんな形になるだろうか」という学習問題でした。まず,長方形と正方形の紙を点線(対角線)に沿って実際にハサミで切りました。 次にどんな形になったかをペアで話しました。「三角形で二つでいいけ?」「私もそう思う。」そして,自分の意見を先生に送り,見せ合いました。Hさんは,三角形は三角形でも特徴がある三角形なんだよなあという思いを伝えたくて,形を模写していました。次に,「角の形はどのような形かな?」と問われて調べると,一つの角が直角であることが分かり,このような三角形を直角三角形ということを知りました。そこで,すっきりした!という表情になったことが印象的でした。

 Teamsで動画でのやり取りを,ロイロノートでノートや練習問題のやりとりを行うことが低学年でもできるという実践です。これからも,対話的な学び方や確実な見届け(基礎的基本的な学習内容の定着)を積み上げていきたいと思います。

 田んぼの中や周りで,生きものは,ある生きものが別の生きものを食べて,それをまた別の生きものが食べて・・・というように,お互いにつながりをもっています。実際に生きもののつながりを感じてもらうために,ひもでつながる活動を行いました。「誰か田んぼで見られる生きも物の名前を教えてください」「トンボ!」「じゃあ,トンボを食べる生きものを知っていますか?」「カラス」と,出てきた生きものの名前をB7の札に書き,それぞれ体育服に貼っていきました。同時に,ひもを人差し指にひっかけていきました。どんどん生きものがつながっていき,「小さな変な生きもの」が出たところでみんながつながりました。こうしてみると,生きもの同士が網のようにつながっていることが深く分かりました。

「みんながつながったように,つながったように,田んぼの周りの生きものはこうやってつながっているんだよ。それでは、あるとき農薬がまかれました。農薬がまかれると生きていけない、すごく困る生きものの人は、今指にひっかけているひもをチョンチョンと引っ張ってみてください。」すると,何人かがひもを引っ張り,それにつられて他の何人かの指がグッと引っ張られました。「今強く引っ張ったのは誰かな?」と問いながら、農薬を散布されたときの生きもの影響を確認していきました。それから、みんながピーンと張った状態で、一人がひもを外すと、全員のバランスが悪くなることを体験しました。一種類でも生きものがいなくなると,自然界のバランスが崩れることがよく分かりました。

 この後、学習田で、「小さな変ないきもの」を捜しました。稲の葉っぱを揺すると,葉っぱの裏に付いていた「小さな白い生きもの」が黒い画用紙に落ちてきました。

 森山小学習田(合鴨田んぼ)と,近くの農薬散布した田んぼで比較したところ,多くの児童が合鴨田んぼの方がたくさんいたという結果でした。こうして,抽象的な食物連鎖の理解を,体験活動通して具体的に学ぶことができました。

 

 

 9月9日(金),授業参観(道徳),家庭教育学級,学級PTAがありました。

 まずは道徳の授業の様子です。1・2年生は,ともだちとなかよくするには一人一台のタブレットを使い,主人公の気持ちのバロメーターを一人一人表して,発表していました。

  3年生は,親切とは何かを考えた後,森山小の全ての先生方から書いてもらっていた「自分のいいところ」シートをお母さんと読み,嬉しそうでした。

 

 5・6年生は,一人一台のタブレットを使い,みんなの考えをYチャートに分類して多様な見方・考え方に気付き,判断力を高めることができました。

  きらきら学級は,担任の先生の役割演技から,場面に応じた自分の気持ちに気付いたり,先生や友達の考えと比べながら自分の考えを見つめ直していました。

 わくわく学級は,涼しい風を感じながら,白菜の種まき作業を行いました。成長への願いが持てている様子でした。多様な形態での学びによって,どの学級でも,子どもの前向きな思考が共感を呼び,道徳的な価値観が授業前より高まったのではないかと思われました。

  次に,家庭教育学級がありました。今回は,県スクールカウンセラー,臨床心理士,特別支援教育士の森吉里奈先生を講師に招聘し,「心の健康について~こどもの心の育ちを支える」という演題で講話していただきました。肝心なのは,「何かが起きてしまった」ではなく「どう対処し乗り越えたか」であるとのことです。親や大人は,「ことば」よりも表情,態度,雰囲気が真実であり,子どもは観ているとのことです。また,危機が訪れても,「あきらめない・時間がかかると腹をくくる(信じる)」ことがたいせつであるとのことです。最後に,大人(自分自身)もケアしながら日々過ごしていくことと助言されました。前を向く力を賜ることができる素晴らしい講話でした。心から感謝申し上げます。

 学級PTAでは,全学級で,家庭でのタブレットの利活用についての説明がありました。そして,全家庭の保護者がタブレットを持って帰ることでした。ICT活用に本気で取り組んでいる様子が伺えました。子どもも保護者も,豊かに学んだ半日でした。

 

 

 

 

 

 

 

  9月1日(木),42日間の夏休みを終え,今日から2学期が始まりました。始業式では,1名の代表児童が発表しました。夏休みの一番の思い出は,海でバーベキューをしたときに,一生懸命うちわで仰いだお肉がとってもおいしかったこと。2学期の目標は,いろいろな学校行事が成功するように日頃からがんばることと,新出漢字をしっかり復習することで「やった。がんばれた。」という達成感を味わいたいということでした。

 次に,学校長から「自分の命を大切にしよう」というテーマのもと以下の話がありました。地上にでるまで5~7年かかる蝉の一生の話から,「成長している今を感じて生きましょう。」人間の胎児の話から,「お家の人はみんなのことを大事でたまらないのですよ。」2学期は,きついことも楽しい!に変えることを目標にしてがんばりましょう。そのためには,みんなで力を合わせて取り組めば充実感を味わうことができて楽しくなることと思います。

始業式の後は,咲き終わったひまわりをみんなで抜きました。自分よりも背の高いひまわりを抜くのは大変でしたが,「種が重たくなって下を向いていたんだね。」と話す子どももいました。実りの2学期にするために,力強い一歩を踏み出してほしいと思います。

 南日本新聞「子ども5・7・GO」に,本校2年生児童の俳句が掲載されました。お日様に向かって咲くひまわりは,とにかく明るいことが好きみたいですね。元気で明るい森山小の1・2年生のイメージとぴったり重なります。限られた17文字の中で,そのような姿が表現できることは素敵だなと思います。おめでとうございます。