小学校教員の醍醐味。それは「学級担任」であることに、疑いの余地はないでしょう。「小学校教員になりたいけれど、学級担任はちょっと…」という人は、まずいないはずです。
皆さんもご理解いただけると思いますが、小学校における担任の楽しさ・やりがいは、格別なものがあります。
そんな中、興味深い取組とデータがあります。山形県の事例です。山形県では、初任者の1年間は、ひとりで学級担任を担うことはありません。次のふたつのパターンがあります。
① 大規模校向け : 学級副担任として配置
② 小規模校向け : 学級担任に支援員(サポーター)を配置
どちらも素晴らしい取組です。この制度が始まった2023年・2024年は、精神疾患による休職・退職がゼロとなり、制度の目的を十分に果たしています。
私が特に興味深いと感じたのは、当事者の満足度です。結果は、予想を裏切るものでした。
「満足・どちらかと言えば満足」と答えた割合は、
- ①の先生 : 72.8%
- ②の先生 : 91.4%
①と②の間には、約19ポイントもの開きがあります。
つまり、副担任として「サポートに徹する立場」よりも、担任として「支えてもらいながらも自分のクラスを持つ立場」の方が、満足度が高いのです。ここに、「やっぱり担任をしたい」 という教員の純粋な想いが、はっきりと表れているのではないでしょうか。






