カテゴリー: 学校だより
R7 学校だより11月号
子どもたちの成長と感動
校長室で仕事をしていると、ふと廊下の向こうから「お茶、お茶、お茶漬け」という軽快なリズムが聞こえてきました。先週金曜日に3・4年生がボディパーカッションで披露した、あの歌です。
「3年生が練習しているのかな、それとも4年生かな」
そう思いながら声のする方へ向かうと、そこには予想外の光景が広がっていました。歌っていたのは、なんと1年生の子どもたちだったのです。
きっと、お兄さんお姉さんたちが一生懸命練習する姿を見て、全校集会での堂々とした発表を聴いて、いつの間にか心に刻まれていたのでしょう。誰に教わるでもなく、自然と口ずさんでいる1年生の姿。これほど素敵な光景があるでしょうか。
これこそが「音楽の力」なのだと、改めて感じた瞬間でした。
音楽は、学年を超えて子どもたちの心をつなぎます。1年生は憧れの眼差しで上級生を見上げ、「2年後には自分たちもあんな風に発表するんだ」と未来の自分の姿に思いを馳せたことでしょう。そうして、小さな胸に希望と期待の種が蒔かれていくのです。
さて、その3・4年生の本番の発表は――
正直に言うと、私は少し心配していました。「大きな舞台で、緊張せずに力を発揮できるだろうか」と。けれども、そんな心配は杞憂に終わりました。子どもたちは、練習で積み重ねてきたすべてを、あの舞台で見事に出し切ったのです。
一人ひとりの表情には自信が満ち、体全体でリズムを刻む姿は、まさに音楽そのものでした。会場全体が子どもたちの熱気に包まれ、演奏が終わった瞬間、私は思わず涙腺が崩壊してしまいました。子どもたちの成長を目の当たりにした、あの感動は言葉では言い尽くせません。
発表後、子どもたちが綴った感想の一部をご紹介します。
「全力を出せた」「笑顔でできた」「大きな声を出せた」「2回目だったから緊張しなかった」「楽しかった」「他の学校もみんなすごかった」「緊張を抑えて発表できた」「いつもより自分を出せた」「恥ずかしがらないで大きな声が出せた」「ドキドキしたけど、大きな声が出せて嬉しかった」
どの言葉からも、子どもたちの達成感と喜びが溢れています。自分の殻を破り、仲間と一緒に大きな目標に挑戦した経験は、きっとこれからの人生の宝物になるはずです。
3・4年生のみなさん、大きな大きな感動をありがとう!
そして、その姿を見て憧れを抱いた1年生、2年生のみなさん。いつかみなさんが舞台に立つ日を、今から楽しみにしています。
音楽が紡ぐ、子どもたちの成長の物語は、これからも続いていきます。



