青少年芸術観賞会(馬頭琴)
7月9日(水)3校時,市青少年芸術観賞会を開催しました。今年度は,モンゴルの音楽や文化を紹介するプログラムで,モンゴル伝統芸術協会のお二人が来校してくださいました。
モンゴルといえば,2年生の国語で学ぶ「スーホの白い馬」の舞台の国です。物語の中で,亡くなった白馬の体を使い,主人公が作った楽器が馬頭琴。弦と弓が馬の尻尾で作られており,棹の先には馬の頭の彫刻がある楽器です。馬頭琴の音色は,とても澄んでいてきれいでした。馬の鳴き声も演奏され,3年生以上は,「スーホの白い馬」のお話を思い出しながら演奏を聴いたことと思います。その他にも,モンゴルの楽器であるリンベやヨーチン,一人で2つの音を同時に歌う歌い方ホーミーについて説明を受けながら演奏・歌を聴いたり,写真を見ながらモンゴルのくらしを紹介してくださったりしました。
後半は,馬頭琴の演奏体験やモンゴル民族衣装体験もでき,とても充実した時間を過ごすことができました。モンゴルの音楽や文化に触れ,国際理解を深める素晴らしい機会となりました。