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9/22 最大公約数を示すに止まる避難訓練

今日の5校時不審者対応避難訓練を実施します。「正門から不審者が侵入した」という想定での訓練です。

当然ですが,不審者は「いつ」「どこから」「どのように」侵入して来るのか分かりません。想定を始めたらきりがありません。その中で「最大公約数」的なシミュレーションを立てて訓練していきます。

避難訓練で,子どもたちに身に付けて欲しい最終的な力は,

「自分で考え,決断する」「自分の身は自分で守る」ということです。

ですので,振り返りをするときに「先生の言うことをきちんと聞けたか」(※これも学校にいる時間で事件が発生したときに命を守る可能性が最も高まるということでとても大事です。)だけでなく,「あの場合は,・・・・した方がよかったのではないか」「・・・・だったら,・・・・した方がよいのでは」「今度の訓練は,・・・・という想定がいいのでは」という議論が起きることが望ましいところです。

昔,韓国で起きたセフォル号沈没で教師の指示を素直に聞き続けた生徒が犠牲になった悲しい事故や東日本大震災での大川小を思いながら,避難訓練にのぞむにあたり考えるのはそんなところです。

下の写真は,今日5年生の子どもたちが登校時に落ちていたごみを拾ってきたものです。「自分で考え,行動する。」こういう子どもを伊﨑田学園では育てています。