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12月4日(金)

「アーン パーーンチ!」「バイバイキーン!」

「あ,旭先生(担任)の声だ。」「え?なんで?」「写真にも写ってる。」

 6年生の理科の授業。箱の上のバイキンマンの小箱を取ると,となりのアンパンマンがぐるぐる回って「アーン パーーンチ!」など言います。その一連の動きに驚きとともに,興味津々の6年生。「どうやったらこんなことができるの?」

 この日は,6年理科でプログラミングの授業が行われました。6年理科の授業を担当している学校長。さらに,この日は理科支援員の藤田先生,ICT支援員の吉国様を講師としてお招きし,子どもたちへのサポート体制もばっちり。

 まずは,様々なキットにはどのような役割があり,それらをどのようにつなぐのか,それぞれのを応用すると,どんなことができるのか等を知ります。次に,実際の流れをパソコンにプログラミング。「人を感知したら……」「感知しなくなったら……」「どんな効果音にしようか……」など考えるのがとても楽しそう。自分でプログラミングし,試してみて,さらに自分なりに変えていく。そしてプログラミングした通りに動いたときに, なんとも言えない達成感を味わえます。

 何度も入力,発電,実験を繰り返し無我夢中になっている子どもたち。楽しすぎてあっという間の理科の時間でした。プログラミング、おもしろい!

 

12月2日(水)

 田植え,稲刈り,脱穀……。 5・6年生は,総合的な学習の時間や,夏休み期間を使って「米作り」を中心に様々なことを調べ,体験しています。これまで活動ごとに振り返ったり,新たな課題に取り組んだりしてきました。

 さて,この日も,子どもたちにとって大切な活動が行われました。みんな楽しみにしていた「もちつき大会」です。ただ,今年度はコロナウイルス感染拡大防止のため,杵と臼でもちをつく活動,保護者や地域の方々を招待しての活動は自粛し,もちつき機を使っての活動となりました。

 子どもたちは,小さく丸められた,できたての”あつあつのもち”を職員から受け取り,楽しそうに丸め始めます。家庭科室には,炊かれたお米のいいにおいが漂う中,できたてのもちの感触を味わっています。「手袋をしているから熱くない。」「なかなか上手に丸められない。」「ん~もう食べたい。」などなど,思いのままの言葉が飛び交う家庭科室。

 もちろん最後は,「いただきまあす(^^)/」

 これまでの活動を振り返り,育てることの難しさ,たくさん人の手間や苦労,食べることのありがたみ,などなど,子どもたちなりに感じながら食べたことでしょう。

 

11月25日(水)

 「先生。ぜひ見に来てください。」

 1年生の男の子からいただいた秋祭りの招待状。見てみると,「まとあて」「ボーリング」「さかなつり」「かみずもう」と書いてあります。どの企画もわくわくするものばかり。「一緒に遊びたいなあ」。今すぐにでも行きたくなる気持ちをぐっとこらえて,我慢我慢。

 秋祭りは,

 (1) 3年生以上の児童と職員を招待して発表する時間

 (2) 1,2年生の保護者を招待して発表する時間

の,2回に分けて行われました。

 「よし,行ってみよう(^▽^)」と,まるで小学生になったような気分で,急いで(きちんと廊下は歩いて)体育館へ。体育館では神輿を担いだり,4つのお店に分かれてそれぞれのお店の出し物を楽しんだりしていました。子どもたちの「いらっしゃいませ」の声や,賑やかな笑い声が体育館を温かく包み込みました。体育館に入った途端,気持ちはもう小学生。きっとこれは,会場にお越しいただいた保護者の方々も同じだったと思います。ずっとずっと笑顔でしたね。時間が経つのも忘れるくらい,それぞれのお店では充実した時間を過ごしました。

 秋を楽しませてくれた1,2年生に感謝。ずっとずっと遊んでいたかったです。

   

  11月24日(火)

 先週は,高学年の修学旅行が行われ,子どもたちはたくさんの「学び」を経験しました。その高学年に負けないほどの「学び隊」が,この日,学校を出発しました。1,2年生の「生活科見学」,3・4年生の「社会科見学」です。生活科や社会科で学んだこと,これから学ぶことを,教科書から,そして学校から飛び出して学びます。実際に自分の目で見たり,聞いたり,体験したりしてより深く学ぶ学習です。朝,子どもたちは,探検バッグを抱え,「行ってきまあす。」と,元気なあいさつとともに出発しました。

 主な見学場所は,

【1,2年生】 志布志郵便局,串間駅

【3・4年生】 志布志消防署,開田の里

 見学から帰って来た子どもたちが持っていた探検バッグの紙には,たくさんのメモが書かれていました。質問したいことや,初めて知ったことなどがたくさん。これからメモしたことを自分でまとめ,誰かに伝え,振り返る活動になります。そこで初めて「本物の学び」になります。さて,たくさんの「なるほど」をどのように表現してくれるでしょうか。楽しみです。  

 

11月18日(水)~19日(木)

【11月18日:1日目】

① 平川動物公園

② 知覧特攻平和会館

③ COCOはしむれ

④ 指宿海上ホテル

 

【11月19日:2日目】

① 魔猿城

② 維新ふるさと館

③ 鹿児島市内自主学習

④ 桜島フェリー

 

 「まだ泊まってもいい」「ホワイトタイガー,近くで初めて見た」「砂むし温泉が気持ちよかった」「自主学習が楽しかった」等々……。

 帰り道のバスの中。だんだん見慣れた景色に変わっていく外の様子を見ながら,子どもたちは,一泊二日の思い出を語っていました。ずっとずっと楽しみにしていた修学旅行は,子どもたちにたくさんの経験の場と,そこから得られるたくさんの思い出を残してくれました。

 修学旅行での様々な活動を通して,子どもたちは,「思いやり」をたくさん見せてくれました。

 ・さがしものをしている友達のことを思い,一緒になってさがす子

 ・「一緒に行こう。」と友達に声をかけ,遅れて歩いている友達を待つ子

 ・昼食時,紙くずや,いらなくなったごみを友達の分まで集めてくれる子

 ・「あと○分だよ」と,グループが次の目的地に遅れないように時間を教えてくれる子

 などなど,ここではすべて紹介しきれませんが,いろいろな場面で子どもたちの心温まる言動を何度も見聞きしました。そのたびに「こんな一面があったんだ」と感心するとともに,たくましくなった子どもたちに嬉しさもこみ上げてきました。

 普段,学校生活の中だけでは,なかなか体験できないことを行う中で,(友達やそれ以外の)人を知り,集団生活を行う上での自分のあり方を考え,公共施設におけるマナーを学ぶことは,修学旅行の目的でもあります。寝食を共にしながら集団生活を送るなかで,時には本校職員に注意されることもありました。その都度,子どもたちは自己を見つめ直し,よりよい方法を見いだし,行動に移していました。本当に貴重な体験をしました。

 さて,子どもたちにとって楽しい修学旅行になったことは,写真で十分伝わってくるのではないでしょうか。ずっとずっと忘れられない修学旅行になりました。

11月17日(火)

 11月10日~11月20日は読書旬間。

 原田小学校では,年間を通して子どもたちに「たくさんの本に親しんでもらいたい」「本を通してたくさんの人との繋がりを感じてほしい」「本を通して様々なものの見方・考え方を味わってほしい」という思いで,様々な取組を行っています。

 この期間にも本校では,様々な取組が計画されています。一部紹介します。

 【学級では】

 ① 読書リレーをしよう

 ② 学級文庫に設置してある「手のひら文庫」の本を読もう

 ③ 朝の会の1分間スピーチで「おすすめの1冊」紹介をしよう

 ④ 読書郵便に取り組もう

 【学校では】

 ① 読書集会(11月17日)

 ② 昼休みの読書クイズ(11月9日~11月11日)

 ③ 感想文コンクールへの取り組み

等をおこなっています。

 本日は,「①読書集会」が行われました。図書委員会の児童が,デンマークの作家アンデルセンの童話「マッチ売りの少女」をペープサートで表現したり,「百科事典の引きかた」を紙芝居にしたりして発表してくれました。 

 これまでに,主に委員会の時間を使って,本を読み,絵を描き,色を塗り,練習してきました。とても緊張したことと思います。それでも,体育館に集まった児童や,職員の前で堂々と表現することができました。聴きながら,物語の世界に入っていくと同時に,「練習,頑張ったね。ありがとう。」という気持ちにもなりました。発表が終わると,おおきな拍手が体育館に広がりました。その後、みんなで感想を交流し合い,物語を味わい,委員会のみなさんの頑張りを伝え合っていました。物語の楽しさをみんなで共有できた素敵な時間でした。

 図書委員会のみなさん,ありがとうございました。今日,もしかしたら,みなさんの発表を思い出して,本を借りた友達がいるかもしれませんね。

 

11月11日(水)

 「えええっ。年間37000件以上も火災が起きているの?」

 「14分に1件の割合で火災が発生しているなんて!」

 消防署員の方々の説明に,ただただ驚くばかりの子どもたち。そして,その第一線で活躍されている方々の話は,とてもわかりやすく,火災現場の様子が伝わってくるほどでした。

 本日の避難訓練ではたくさんのことを学びました。

 消防署員の方々から見る子ども達の避難の様子は,「なんちゅうあならん(鹿児島弁で『何も言うことはない』)」と,100点をもらいました。消火訓練では,代表児童が実際に消火器を使って練習。「大きな声を出して知らせる」「風向きを考える」「火の下側をねらう」など,実際に体験したり,見たりしながら学ぶ子どもたち。

 消火訓練のあとの質問タイムでは,1年生から「(消火器の中身は)どうして(水ではなく)粉が入っているんですか?」という質問が。周りを「なるほど。」と思わせる素直な質問に署員の方は,窒息消火(酸素をなくすことで消火につなげること)について丁寧に説明してくださいました。「そうだったのか。」がたくさんの訓練でした。自分の「命」を守るために,どんな行動をとるべきか,そして,そのためにさまざまな取組や研究がされていることを深く学びました。

 最後は体験タイム。消防車に乗ったり,実際に使っている服や道具などを着たり持ったり。子どもたちの目はキラキラ輝いていました。

 大隅曽於地区消防組合の皆様,本当にありがとうございました。

11月6日(金)

 1年生 国語劇 「くじらぐも2020 ~わくわく 発見! 1年生の旅~」

 2年生 国語・音読劇 「お手紙」

 3・4年生 国語・音楽 「コロナをふっとばせ」「ことばと音楽の力!」

 5・6年生 国語劇 「たずねびと ~知覧特攻平和会館をたずねて~」

 学習発表会。これまでに学習してきた内容を,たくさんの人たちに伝えようと,前日まで各学級で話し合いを重ね,練習し,工夫したり,変更したりしてきました。どんなに練習しても本番はとても緊張するものです。

 今年度は,コロナウイルス感染拡大防止のため,入場に制限を設けたり,発表する学級ごとに,体育館を出入りしたりと,普段とは違う方法での実施となりました。たくさんの方々が子どもたちの発表の様子を楽しみにしていたことと思いますが,皆様のご協力のもと無事に実施することができました。本当にありがとうございました。

 参観された方々からは、

 ・元気よくはっきりと発表できていた。

 ・みんな堂々とかっこよく大きな声が出ていた。

 ・それぞれの学年が成長した姿が観られてよかった。

 ・普段の学習の様子が伝わってきた。 

 ・詩と関連させて,友達の良さや目標を持つことの大切さまで広げていてよかった。

 ・改めて戦争について考える機会となった。

 などなど,たくさんの感想をいただきました。

 子どもたちはドキドキし,とても緊張したと思いますが,いただいた感想からも伝わるとおり,素晴らしい感動と元気をみなさんに発信することができた発表会でした。 

 

 

 

10月22日(木)・29日(木)

「Trick or treat(お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)!」

 この日の外国語の時間は,仮装した子どもたちが学校中を歩きまわり,校長室,職員室,事務室,保健室,図書室,助手室などを訪れてきました。一足お先に「ハロウィン🎃パーティー」です。

 子どもたちは,その部屋にいる職員からの様々な問題や指示に応えなければなりません。さすがに高学年にもなると,職員から聞かれる英語の質問にグループで答えなければならなく,レベルも高いものに。それでも笑いあり,驚きあり,助け合いありで,いろいろな人とのコミュニケーションをとっていました。楽しく外国の文化に触れ,外国語に親しむ時間でした。

 学校は,しばらくその余韻が残っていました!(^^)! たのしかったね。

10月20日(火)

 見学から帰ってきた5・6年生はとてもとても満足そうな表情。それだけ,普段行かないところに直接行き,そこで働く方々から,仕事の楽しさや苦労,工夫などについてたくさん学んだのでしょう。

・私たちの住む地域には,こんな素敵な施設があるんだなと誇りに思った子

・私たちの生活は,たくさんの方々の協力のおかげで成り立っているんだなと思った子

・それぞれの仕事にたずさわっている方々の思いを初めて感じた子

等々……。

 子どもたちは,それぞれの課題解決のため,自分なりに学び,様々なことを感じ取ったことと思います。

 子どもたちの学びの様子が届きましたのでご覧いただきました。

 今回の校外学習にご協力いただいた

 ・堀口製茶 様

 ・南光 志布志工場 様

 ・志布志サイロ 様

 ・志布志埋蔵文化財センター 様

 ・大慈寺 様

 ・夏井海岸

 お忙しい中,原田小の児童のためにお時間を割いていただき,ありがとうございました。貴重な経験をさせていただきました。心より感謝申し上げます。