教育に関わる様々な用語がありますが鹿児島県の教育界が今,最も大切にしている言葉が「学習者主体の授業」です。
「遊び」と「学び」の関係で考えると「遊び」は,基本的に【主体的】な活動です。主体的な児童の素地を育てるために「遊び」はかなり重要な要素と言えないでしょうか。これだけで「遊び」は「学び」の前提と言えます。
昨日書いた,異年齢混合「遊び」の価値をもう一回載せます。
【 】は,「遊び」を「学び」に置き換えるとするとこんな言葉が当てはまるのでは,というのが書かれています。
まず,「年少の子供にとっての価値」
1.「今日誰かの助けがあってできたことは,明日一人でできるようになる」を【学び】で練習し続ける。
2.【異なる考え方】を観察することで学ぶ
3.ケア(気づかい)と精神的なサポートを受ける。
次に「年長の子どもたちにとっての価値」
4.【話し合ったり,教え合ったり】することを学ぶ
5.【協働的な学習活動】を通して学ぶ
6.【多面的・多様な考え方】や創造性が喚起する影響
どうでしょう。
伊﨑田小の得意とする「異学年での遊び」は,現代的な「学び」にかなり転換できる力になりそうです。