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私たちは,本当に「失敗してもいい」と言えているか

伊﨑田ソフトボール少年団が、尾野見ソフトボール少年団と合同で出場している5年生以下の県大会で、見事ベスト8に進出しました。今週土曜日には準々決勝が控えています。子どもたちの活躍が本当に楽しみです。

伊﨑田ソフトの試合を見ていて、いつも「凄いな」と感心させられるのが、その走塁です。走塁において次の塁を狙うかどうかの判断は、実に難しいものがあります。ほんの一瞬で決断しなければならず、その判断力が勝敗を分けることもあります。

彼らの走塁を見ていると、実に積極的で果敢です。外から見ていると「大丈夫かな?」と思わずハラハラするような場面でも、子どもたちは思い切って走り抜けます。その結果、セーフになることもあれば、もちろんアウトになることもあります。

しかし、ここで素晴らしいと感じるのは、結果がどうであれ、本人も、迎える指導者や仲間もあたたかいということです。叱責の声など一切聞こえません。「ナイスチャレンジ!」「よく走った!」そんな声が飛び交います。この雰囲気が子どもたちの力になっているのは一目瞭然です。失敗を恐れずチャレンジする姿勢が、チーム全体に根付いているのです。それは合同チームであってもそうでした。強さを感じます。

学校現場でも、私たちは「失敗してもいいから」とか「失敗を恐れるな」とよく口にします。しかし、こうしてあらためて問い直してみると、果たしてここまで具体的な指導ができているだろうか、失敗を本当に受け入れる温かい雰囲気を作れているだろうかと、自問せざるを得ません。

伊﨑田ソフトの指導から、大いに見習いたいと思います。言葉だけでなく、実際の行動と雰囲気で「挑戦を歓迎する文化」を育てていくこと。それこそが、子どもたちの真の成長につながるのだと、あらためて教えられました。