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2月13日(土)

 「ありがとう……。」

 4年生の子どもたちからたくさん聞かれた言葉。そして,子どもたちが今しか伝えられない自分の気持ちをお家の人に素直に伝えるときに,最高の輝きと共に出てきた言葉でした。

 受付や進行は,3年生が担当。半成人を迎える4年生をバックアップしてくれました。

 「私たちの十年史」では,子どもたちが思い出を発表すると共に,○年前の行事等についてのクイズが出されました。回答者は自分のお母さん,お父さん。我が子からの突然の指名にびっくりしながらも,当時を思い出し,丁寧に答えて,正解だったり,違っていたり……。会場は楽しい雰囲気に包まれました。

 「半成人証書授与」では,学校長から証書が手渡されました。一人ひとり名前を呼ばれ,証書を両手でしっかりと受けとる姿は立派で,これからの原田小学校を支えてくれる頼もしさを感じました。

 そして,「感謝の手紙」。子どもたちは自分の今の気持ちを,素直に手紙に表現しました。読んでいくうちに感極まって涙があふれてきたり,言葉がうまく出てこなかったり。その姿こそが,最高の「今の気持ち」なんだと感じました。普段の生活では,感謝の気持ちは,照れくさかったり,恥ずかしかったりして言えないもの。でも,今日はしっかりと伝えることができ,会場は感動と幸せの時間に。

 お家の方に書いていただいた「サプライズの手紙」を渡すときには,我が子をぎゅっと抱きしめたり,涙を拭いてあげたり,涙ながらに見つめて笑ったり。今だけしか味わえない貴重な時間を思い思いに過ごしていました。

 今日の感動は一生の宝物。嬉しさの涙に包まれた,素敵な素敵な半成人式でした。

 4年生のみなさん,半成人おめでとうございます。

 

2月9日(火)

 2月9日は,「29(にく)の日」。ですが,この日の原田小学校は,「イチゴの日」にもなりました。

 志布志市有明町は,イチゴの生産も盛んで,県内外に幅広く出荷される「いちごの町」でもあります。この日は,「有明のイチゴ」について,より親しみを持つとともに,私たちの住む有明町の素晴らしい産業について学んでもらおうと,JAあおぞらの方々,そして生産者の方が講師となり,授業をしていただきました。

 講師のJAあおぞらの 児玉 優作さんが,パックに詰められ,真っ赤に熟したイチゴを全員に配付。子どもたちの表情はいきいきとし,パックに詰められたイチゴをじっと眺めています。見ているだけで,一口食べた時の,口の中にあまいイチゴの香りと,じゅわっと染み出る果汁が想像できます。児玉さんは,資料を見ながら説明したり,時にはクイズを出して子どもたちを楽しませたりしながら,イチゴの魅力を子どもたちに伝えてくださいました。いちごの種について,おいしい食べ方について,などなど初めて知ることがたくさん。

 また,生産者の 山重 浩一郎さんは,栽培するときの苦労,イチゴの品種等について生の声を聞かせてくださいました。初めて知ることにびっくりする子どもたちや職員。私たちが口にするまでには,たくさんの手間暇がかかっていることを肌で感じた子どもたちでした。

 質問コーナーでは,「イチゴの形について」「イチゴの種類について」「白いイチゴについて」などなど,たくさんの質問があり,あっという間の45分間でした。

 有明のイチゴ,これからも全国のみなさんを笑顔にしてくれることでしょう。 

 最後は,あまい,イチゴのような笑顔で「ハイ,チーズ!」

2月5日(金)

 「どんなところかな。」と,どきどきの園児。

 「早くみんなの顔を見たい。」と,わくわくの1,2年生。

 入学説明会及び一日体験入学が行われました。始まる前の子どもたちは,楽しみと緊張でいっぱい。そんな中,先輩である1,2年生の子どもたちは,園児を上手にリードし,説明会が行われている時間帯に,一緒に遊んだり,校舎内の各教室を案内したりしていました。1年生は,1年前のことを思い出したでしょうか。それとも,もうとっくに忘れてしまったかな(笑)。案内している1・2年生は頼もしく,案内されている園児は目をきらきらさせながら校舎内を歩いていました。微笑ましい時間が流れていましたよ。

 説明会では,始めにお互いの自己紹介。一瞬だけマスクをずらしてもらって顔を見せて紹介して頂きました。来年度から同じ学年の保護者として新たなチームができたような雰囲気で始まりました。次に学校長より本校の経営方針の説明や,現1年担任による1年生の生活等についての説明がありました。

 来年度からどうぞよろしくお願いいたします。「緑いっぱい」「笑顔いっぱい」の原田小学校で一緒に学べる日を,職員一同楽しみにしています。

2月2日(火)

 今年の節分は2月2日。今年は,124年ぶりに2月3日から動いたということで,同じ節分でも,何か特別な節分のような気分になります。

 今回は元気いっぱいの3・4年生の豆まきの様子をお伝えします。

 「心のおにをおい出そう!」と書かれた黒板の下には,子どもたちの心の中の追い出したいおにが書かれています。それぞれ,子どもたちなりの「心のおに」が文字となって出現👹!読んでみると,それはそれは様々な「心のおに」たちが出てきていました。その「こころのおに」を追い出すため,手に握られた豆に思いを込め,「おには外」というかけ声とともに追い出したようです。みんなすっきり。

 立春を前に,自分の「心のおに」を全部追い出して,新たな気持ちで春を迎えたことでしょう。

2月1日(月)

 「ライオンの赤ちゃんとくらべて,しまうまの赤ちゃんは,どのようにして大きくなっていくのだろうか。」

 子どもたちは,まず,元気よく音読。その後,赤,青,緑の鉛筆を器用に使い分け,線を引きながら,「歩くときの様子」「お乳を飲んでいる期間」「自分でえさを食べる時期」について,ライオンの赤ちゃんとの違いを見つけていきます。

 ペアで考えを伝え合う時も,指で押さえながら伝えたり,ワークシートに書いた自分の考えを読んで伝えたり……。1年生らしく生き生きとした活動が見られ,見ている私たちも元気をもらいました。発表では,「はいっ。」「他にもあります。」など,自分の思いをどんどん伝えていく姿が見られました。

 先生達がまわりにたくさんいて緊張したと思いますが,1年生は元気に自分の考えを持ち,書き,伝え合っていました。

 授業後の研究会では,大隅教育事務所 指導課指導主事の畦元先生に指導を頂きながら進められました。職員からは,「ガイド役の児童が上手に進めている」「学習の流れがわかりやすい」「子どもたちが意欲的に読みすすめるための手立てが行われていた」などの意見が出され,テーマに近づくための成果が表れました。一方で,「学習活動の精選」「問い返しを行うことで,子どもの発言の本質に迫るような手立てが必要」など,課題も見つかり,今後の原田小学校の研修の方向性が明らかになりました。貴重な貴重な研究授業となりました。

 

1月29日(金)

 「いちっ,にいっ,さんっ……。」「もう一回!」

 体育館は子どもたちや先生の熱い熱い声と,「バチッ,バチッ」と,短縄や長縄がフロアにあたる音が響いています。

 3月に実施予定のなわとび大会に向けて,朝の元気タイムでの練習のひとコマです。朝,学校に来たらすぐに着替えて,短縄や長縄をもって校庭に行く子どもたちも増えてきました。朝は震えるほど寒い日もあるのですが,だんだん自主的に外に出て練習する姿が見られるようになりました。

 元気タイムは,朝の始業前活動と違って,全員集まり,先生も一緒に活動するので,子どもたちは「記録」に向けて一生懸命。特に,「8の字跳び」では,学年が上がるにつれて縄を回すスピードが速く,なかなか中に入るタイミングが難しそうです。その一方で,リズム良く中に入っていく姿を見ると,ついつい見とれてしまいます。なかなか中に入れない友達に対して,「今」「今」と,みんなでタイミングを教える姿には,ほのぼのするものを感じます。

 なわとび大会まであと1か月。本番までにどんな成長が見られるか楽しみですね。

1月28日(木)

 読書の並木道の木々には,たくさんの葉や花が咲き誇り,廊下を明るく色づけています。

 6月1日にホームページ上で紹介した「読書の木」の現在の様子です。子どもたちがおすすめしたい本を,1学期には「葉」,2学期には「花」,3学期には「実」の紙に書いて貼っていきます。各学級の廊下に掲示された木。子どもたちの読書経験が木々の栄養となって1枚,そしてまた1枚と葉や花を増やしていきました。廊下を通る私たちもつい足を止めます。これらの紹介された本の中から「私も読んでみよう。」と思い,図書館に足を運ぶ子もいます。まさに,「木のめぐみ」から「心の栄養」へと広がっていきます。

 原田小学校へお越しの際は,読書の並木道をゆっくり歩いてみてはいかがでしょうか。

1月26日(火)

 ひまわり図書館横の掲示版には,大きな鳥居とたくさんの絵馬が掲示されています。ここは「ひまわり神社」。図書館に来た子どもたち,そして職員の目標や願いが絵馬に書かれ,鳥居の下に所狭しと貼られています。図書館に行くと,目がとまり,ついつい読んでみたくなります。

「コロナが終息しますように」

「100点とれますように」

「かけざんができますように」

等々,思いがたくさん。その思いにパワーが得られるような雰囲気にも包まれます。この一つ一つの願いが叶うように,子どもたち,職員,みんなで力を合わせて,今を大切に学校生活を楽しんでいます!(^^)!

1月21日(木)

 5時間目,授業参観。嬉しいような,緊張しているような,照れているような……。いつもと少し違う様子の子どもたち。それもそのはずですね。自分のお家の人はもちろん,たくさんの人が授業を観に来ているのですから,気持ちは「どきどき」だと思います。そんな中で子どもたちは,一生懸命考えている姿,話し合っている姿,発表する姿で「頑張っているよ。」とお家の人に伝えていました。きっと,お家の方々にも十分伝わったことでしょう。また,お家でも楽しい話題で盛り上がることでしょう(^_^)

 授業参観後は,家庭教育学級が体育館で行われました。講師は志布志市教育委員会生涯学習課の 瀬戸川 裕作 先生。「子どもを危機(機器)から守る!~子どもの「人権」と「健康」~」という演題でした。児童虐待の現状から,私たちや子どもたちは機器とどのように付き合うことが大切なのかまで,わかりやすいデータと資料を見ながら,一緒に考える場となりました。「自分はどうかな?」「知らなかった。」など,振り返りや気づきがたくさんありました。特に「心が傷つくということは『脳』が傷つく」という言葉が印象的で,これからの社会生活の中で意識し,実践したいなと感じました。瀬戸川先生、貴重なご講演,ありがとうございました。

 授業参観,家庭教育学級,学級PTA。今日は「観て」「学んで」「語って」充実した一日になりました。お忙しい中,ありがとうございました。

 

1月19日(火)

 「引っぱってみていい?」

 体育館へ向かう子どもたちが,ウイルスの模型をひっぱって,「おお。」などと言いながら実際の長さを体験しています。

 これは,「なぜマスクをつけることが大切なのか」ということを,子どもたちに体験して学んでほしいということで,養護教諭が設営したものです。「会話」「せき」「くしゃみ」をすることで,唾液に含まれるウイルスはどれくらい飛ぶのかが分かります。実際に体験した子どもたちは,その長さを体験していました。

 特に,くしゃみは5m飛ぶと言われていますが,5mといってもなかなかピンとこない子どもたちもいます。また,飛沫などは目に見えない分,まさかそんなに遠くまで飛ぶとは思っていない子もたくさんいると思います。でも,実際の長さを知ることで,考え方ががらっと変わるきっかけになります。

 人との距離のとり方,マスクをすることは,ウイルスの侵入を予防すること,相手に対してのエチケットでもあることなど,楽しみながら学ぶ子どもたちの姿が見られました。

 「だから,マスクは必要なんだね。」

 一人ひとりの意識が,大きな予防につながります。