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くらべてよもう ~1年生研究授業~

2月1日(月)

 「ライオンの赤ちゃんとくらべて,しまうまの赤ちゃんは,どのようにして大きくなっていくのだろうか。」

 子どもたちは,まず,元気よく音読。その後,赤,青,緑の鉛筆を器用に使い分け,線を引きながら,「歩くときの様子」「お乳を飲んでいる期間」「自分でえさを食べる時期」について,ライオンの赤ちゃんとの違いを見つけていきます。

 ペアで考えを伝え合う時も,指で押さえながら伝えたり,ワークシートに書いた自分の考えを読んで伝えたり……。1年生らしく生き生きとした活動が見られ,見ている私たちも元気をもらいました。発表では,「はいっ。」「他にもあります。」など,自分の思いをどんどん伝えていく姿が見られました。

 先生達がまわりにたくさんいて緊張したと思いますが,1年生は元気に自分の考えを持ち,書き,伝え合っていました。

 授業後の研究会では,大隅教育事務所 指導課指導主事の畦元先生に指導を頂きながら進められました。職員からは,「ガイド役の児童が上手に進めている」「学習の流れがわかりやすい」「子どもたちが意欲的に読みすすめるための手立てが行われていた」などの意見が出され,テーマに近づくための成果が表れました。一方で,「学習活動の精選」「問い返しを行うことで,子どもの発言の本質に迫るような手立てが必要」など,課題も見つかり,今後の原田小学校の研修の方向性が明らかになりました。貴重な貴重な研究授業となりました。