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初めて触った!貴重なトーチ ~朝の活動「先輩の話をきこう」~

7月10日(土)

 昭和45年に原田小学校を卒業された竹安さん、本髙さんのお二人が来校されました。朝の活動は、後輩の子どもたちにメッセージを伝えたり触れ合ったりする活動、「先輩の話を聞こう」がおこなわれました。

 実は、竹安さんと本髙さんは、同級生で大の仲良し。竹安さんは、4月27日に聖火ランナーとして鹿屋市を走りました。本髙さんは同級生に声をかけ、みんなで竹安さんの晴れの姿を応援しようと計画を立てました。しかし、コロナ禍で全員での応援は叶いませんでした。喜びに満ちた竹安さんの姿を直接みた本髙さん。「ランナーとしての彼の熱い思いを地域のために発信できないか。」と言う思いから、今回の活動を企画されました。まさに「友情の聖火リレー」といっても過言ではない本髙さんの計らいでした。

 竹安さんは、実際走った時のユニフォームで体育館を走って入場。子どもたちとあいさつを交わした後、聖火ランナーとして当日を迎えるまでの思いを熱く話してくださいました。聖火ランナーにかける思いは、竹安さんのこれまでの人生経験において日に日に膨らんでいったこと、内定通知が来たときこの上ない喜びを感じたこと、夢は叶うこと等を話してくださいました。子どもたちは真剣に聴いていました。

 「では、実際にトーチを触ってみてください。」 この言葉に体育館はざわざわ。「本当に触れるの?」子どもたちの表情は驚いています。実際にトーチに触る機会はなかなかありません。子どもたちも職員も丁寧に、ゆっくり触って重さや感触を確かめました。子どもたちに聞きましたが、思っていたよりも重かったようです。

 竹安さん、本髙さん、原田小学校の後輩のために、二度と味わえない貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。