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 本日11日(火)は,音楽科の鑑賞授業として「能楽体験教室」がありました。
 観世流シテ方の梅若恭志先生,梅若紀佳先生,能面作家の海老原彰先生に来校していただき,日本古来の伝統文化や音楽に触れる貴重な体験ができました。
 授業では,装束着付けや仕舞の実演,能面着用体験,摺り足体験,謡(うた)の体験等を行いました。能楽の衣装や音楽に触れ,生徒たちは改めて日本独特の伝統文化の良さや奥深さを感じたようでした。

 

 本日10日(土)は,「校内合唱コンクール」を開催しました。

 ここ数年は,新型コロナ感染拡大防止の観点から,合唱活動が十分に行えず,コンクールの開催を見送っていましたが,今回久しぶりに開催することができました。

 どの学級も,生徒たちはこれまでの練習の成果を発揮して堂々と合唱を披露し,すばらしいコンクールになりました。特に3年生の合唱は,1,2年生のお手本となるような美しい合唱を見せてくれました。

 クラスみんなでステージに立ち,級友との一体感を感じながら,呼吸を合わせて一緒になって歌う姿を見て,心から嬉しかったです。毎回のことですが,生徒たちの頑張る姿には本当に感動します。

 これまで合唱を十分にやってきていない,そして合唱コンクールそのものを知らないなかで,全てが初めての行事でしたが,生徒たちはよく頑張りました。 

 生徒の皆さん,今回育んだ学級の絆をさらに強いものにして,普段の授業や体育大会や文化祭といった行事をはじめ,今後の学校生活に生かしてくれることを期待しています。

   

  

 

 本日4日(火)の5,6校時は,芸術鑑賞会がありました。今回は,落語家の林家染太さんを講師にお招きし,「笑う門には福来たる!~いじめられっ子の僕が落語家になったわけ~」という演題で,「人権講演&落語会」を開催しました。

 染太さん自身の中学生時代にいじめられた体験をもとに,周りの人とより良い関係を保つためのコミュニケーションテクニックの話,マイナスな発言や文句ばかりを吐かず前向きな言葉を発信しながら努力し続ければ夢は叶う話,生きてさえいれば楽しいことが山ほどあるし周りには助けてくれる人が必ずいるから命を粗末にしてはいけない話などを中心に,私たちの心に届くたくさんのメッセージをくださいました。

 後半は落語「モモタロウ」を披露してくださいました。噺家さんの楽しく巧妙な話術に生徒たちは引き込まれ,そして最後の「おち」に会場は大きな笑いに包まれました。プロの技に終始感動することでした。

     

     

 目の前で本物の落語に触れることができました。生徒たちも非日常とも言える貴重な体験に,楽しい時間を過ごすことができたようです。そして,「いじめ」「人権」についても改めて深く考えることができました。

 染太師匠,わざわざ大阪からの来校,本日は誠にありがとうございました。