新型コロナの影響を受け，延期となっていた修学旅行ですが，場所を長崎，佐賀に変更して実施されました。１日目の様子をUpします。
バスの乗車の際，必ず手指消毒を行う。バスも常時換気を行う。食事会場も適切な距離を保つなど，コロナ対策を実施しつつ，本日は長崎を中心に平和学習を深めることができました。
昼食は，武雄で かつとじ 定食でした♪
長崎に到着し,平和記念公園で千羽鶴の奉納を行いました。
自主研修，浦上天主堂 と ｸﾞﾗﾝﾄﾞｾﾞﾛ（原爆落下中心地）で500ｍ上空を見つめる姿。
特に，夜の平和講話では18歳の時，爆心地から1.8km離れたところで被爆された講師の方がやわらかい口調で当時の様子を伝えてくれました。まわりで目にした凄惨な光景，近くにいた方たちが次々と亡くなっていく状況，大きなけがをしつつも様々な奇跡的な条件が重なり命をつないできた経緯，そして話は核兵器廃絶に向けた現在の状況を冷静に見つめつつ，次の世代へ被爆国日本ができることなど，93歳という高齢でありながら，１時間を超える講話をずっと立って，終始穏やかで優しさをも感じる語り口でメッセージを伝えていただきました。生徒たちも朝早く，さらに自主研修では2時間ほぼ歩き詰めで，さらには食事の後，どうであろうか？ という状況の中，次第に話に引き込まれていく姿がありました。講師の方の次の世代へ，平和のバトンをつないでほしいという思いを受け止めてくれていたと思います。
平和講話の様子
明日は，長崎の歴史や長崎を含めた近隣県の地域文化と学びの視点が加わっていきます。現在，ホテルの中は静寂です。明日に備えてくれていると思います（明日も5:30起床です）。では，また明日。