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7月17日(金)通学路の安全確保について(一緒に考えましょう)

 まずは,先週発行された校区内の危険箇所等アンケートのご協力ありがとうございました。

 寄せられた情報は,学校が行う危険箇所点検とは異なり,子ども目線の情報が多く含まれ,また豪雨や日没後等,通常の点検時では見えてこない通学路の姿が浮き彫りとなり,貴重な情報として集約させていただきました。近日中に各家庭にも集約内容をご報告したいと思います。

 ところで本日は,朝電話で「通学路に泥がたまり,通学に子どもたちが往生している…。昨日は,大事にはならなかったが,自転車で転倒した生徒もいたと聞いた。」という貴重な情報をいただきました。

 上記の集約された情報をもとに,場所を特定し,平スコップと剪定ばさみを持って校務の隙間をぬって走ってきました。ただ,想定した以上に「これは,子どもたちが往生する…」という場所が多く,簡単に対応できる作業量ではありませんでした。

 下校時に子どもたちが困らない応急措置をした場所は次の通りです。

1 学校からおよそ300m南,用水路と反対側の土手から土が流れ込みぬかるみが発生。

 自転車が通れる分の泥を撤去

2 さらに400mほど下った場所

泥撤去

3 さらに100m先

枝等剪定

4 オレンジハウスジョイフルの前

(ここが一番大変な場所でした…)

片側だけ泥撤去

5上記の泥撤去が終わり振り返ると…

泥に気を取られ見落としていた枝類を剪定

6 のせ電気前

泥撤去

 通学に活用されている路は農道なので,市に対応をお願いしていきたいと思いますが,即応性のある対応があるかはなんとも言えないところです。

 学校は,ご存じの通り校内の校務だけでも多忙を極める場です。今回,生徒の安全に関わることと思い応急に対応しましたが,これらの作業には一人だと約2時間要しました。なんとかならないものかと思いました。

 今後,PTA生活部を中心に学校応援団として,「子どもたちの安全を守り隊」など組織できないものかなどと考えたりしました。

 他にも通山に降りる中島坂で,1年生が落ちていた枝に自転車が乗り上げ転倒しケガをした際は,後続がケガをしてはならないと思い,ホウキで坂の上から下まではわきました(これも約2時間を要します)。今回の豪雨の後は,通山小の校長先生がはわいてくれたと聞きました。

 学校は,校内の安全については全責任を負うものですが,校外の安全確保には,地域の力,保護者の力を結集する必要があると考えます。みんなでよい知恵を出し合い,子どもたちがより安全に学校に通えるよう,手を携えていきましょう。