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有明中 弓道部心得

有明中 弓道部心得 

① 気息を整える。

呼吸を意識した射を心がける。
そうすれば肩根も下り十文字も正しくなる。そして,正しい動きと離れのタイミングが一定となり,プレッシャーや緊張などに動じない。
  静・・・・吸う息   動・・・・吐く息  
打ち起こす前に吸う→吐きながら打ち起こし→大三をとる前に吸う→吐きながら大三→引き分けの前に吸う→吐きながら引き分け→会は水中の息

② 試合中の緊張を保つための約束 木鶏(もっけい)のごとく

「競わず」 

 むやみに余計な競争心をかりたてないこと。
試合結果は最後に知る。 知らせない・教えない・見ない・聞かない・うわさしない・考えない

「てらわず」

 自分を自分以上に見せないこと
知ったかぶって話をしたり、必要以上に自分を大きく見せようと見栄を張ることはやめ,どんなところに行っても、どんな人の前でも、今の自分、素の自分でいることが大事。

「瞳を動かさず」

 絶えずあたりを気にしてキョロキョロ見回さないこと。
リズムを作り,試合に臨む  待ち時間はすべて 素引き・ゴム弓・巻きわら・休憩の繰り返し 控えでは無言 自分のポイントを繰り返しチェック「お願いします」「有り難うございました」

「静かなること木鶏の如し」

木彫の鶏のごとく静かに自己を見つめること。気が充実し,自信がみちあふれ、徳がそなわっている状態 ものほしさも名誉ほしさも勝ち負けも捨てきったときに、自分でも気づかなかったような巨大な力がほとばしり出てくる。その力は、すべての人にそなわっているものだ。

③ 試合での射型の変更やお互いのアドバイスは

そこまでの練習で身につけたものがすべて,試合中には原則「こうしてみてはどうだろうか」というのは,よほどの場合のみに限る。
見てもらいたいところは,自ら申し出る。
自分の射のポイントをピンポイントで見てもらうのは可 口割りや矢線など

④ 感謝の気持ちを言葉と態度で表す 立ち止まって声と礼でしっかり

感謝し、言葉に表すことを心がけよ。素直に表現することは心の安定を生み大きな成長へと導く。周囲の方々からの祝福や応援を素直に感謝し、しかし、その言葉に踊らされないよう肝に銘じる。全ての方々(すべての先生方や保護者・連盟の方々・運転手さん等)から多くの指導をいただいて成長していることを意識し、常に「ありがとうございました。」「こんにちは」「おはようございます」「お願いします」をはっきりと言える態度と心をもて。