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8月21日(金)

 夏休みに入って3週間が過ぎました。今日は出校日。久しぶりに子どもたちに会うと,「先生,あのね,これはぼくが作ったんだよ。」と話してくれたり,頑張って仕上げた絵を見せてくれたり,少し照れくさそうな,でもとびきりの笑顔を見せてくれたり……。子どもたちの声が響き渡る賑やかなスタートとなりました。そして何より「全員登校」が私たちには一番のエネルギーに。本当にほっとしますね。

 さて,5・6年生にとっては,今日は学校田に干していた稲の脱穀の日。5・6年保護者の方々のご協力のもと,まさに「チーム5・6年」での連携プレーが始まりました。束ねられた稲をつかむときの「ガサガサ」という音とともに,稲からの乾いたよい香りが漂う中,稲はどんどん機械にかけられていきました。「これ持って。」「後ろに下がって。」「どんどん運んで。」と,子どもたちや保護者の息の合った活動であっという間に脱穀終了!4~5袋分のお米を収穫できました。

 お米を作る過程で様々なことを学んでいる5・6年生です。今日の活動でどんなことを学び,どのように活かしていくでしょうか。楽しみですね。

 ご協力をいただいた保護者の皆様,本当にありがとうございました。

8月11日(火)

 天気が心配されましたが,今年度も無事に原田小学校の伝統的な活動である「稲刈り」が行われました。今年度から総合的な学習の時間に5・6年生が「米作り」を通して,グループで,あるいは個人でテーマを設け,調べたり体験したりするための活動になりました。

 4月9日。ぬるぬるする田んぼの中に,大騒ぎしながら苗を植えたのは記憶に新しいです。それから4か月。その間に稲はすくすく育ちました。それまでに施設事業部及び5・6年生保護者の方々を中心にあぜ払いを行ったり,大雨で土砂が流れ込んだ時には,土砂を取り除いたり,倒れた稲を起こしたりしながら今日までたくさんの方々によって管理されてきたことは忘れてはいけません。

 子どもたちは,稲の刈り方の説明を聞いた後,稲刈り体験スタート。みんな田んぼの中へ。鎌の使い方にはじめは戸惑いながらも,だんだん「ザクッ,ザクッ」とリズムよく刈る音が聞こえてきました。鎌を使って直接刈り取る活動は最近ではなかなか見られませんが,これらの活動を経てこそ昔の人々の苦労を体験できます。実際に体験すると本当に腰にきますね。

 あっという間にきれいに刈り取ることができました。5・6年生にとっては,どんな学びにつながる体験だったでしょうか。活動が終わった後は達成感に満ちあふれた表情になりますね。

 みなさん,本当にお疲れ様でした。

 

8月3日(月)

 この日は,研修デー。4コマ行われた研修のうち,2コマは講師の先生をお招きしての研修。本校の研修のサブテーマでもある「『読む力』の向上に向けた少人数・複式授業の改善」に向けて,専門的な立場からたくさんのご指導をいただきました。

 1つめのコマは,「説明文」の教材分析について,霧島市立国分北小学校の 佐多 巌 先生を講師に「教材との向き合い方」「説得の論法(しかけ)」などについて研修を深めました。4年教材「世界にほこる和紙」から,この時期の子どもたちだからこそ身につけてほしい「ものの見方・考え方」そして「価値」等についてワークショップ形式で具体的に学べる場となりました。楽しみながらも深く学べ,時間があっという間に過ぎました。

 2つめは,指導案検討会。これは,研究授業を行うにあたって事前に授業者が授業のねらいや指導計画、授業をどのように流すかを職員に示し,そのことについて意見を述べ合い,みんなでよりよい授業をつくることをねらいとしています。ここでは,大隅教育事務所指導課指導主事の畦元 千穂子 先生を講師に,「国語科授業の本質」「めあてとまとめのあり方」「複式授業のよさをどのように活かすか」などについてご指導をいただきました。職員からたくさんの意見が聞かれ,まさに熱い研修会となりました。

 どの研修も,今後に活かされるヒントが盛りだくさん。

 夏真っ盛り。実り多い一日となりました。

 講師の先生方,ありがとうございました。

7月31日(金)

 やったあ。明日から夏休み✨

 子どもたちにとって待ちに待った夏休みがやってきます。そして,今日は終業式でした。

 児童を代表して5年 村上 珠花 さんが1学期に頑張ったことを発表しました。「私が1学期に成長したことは,高学年になって1年生の見本となれたこと」と伝え,「はじめは恥ずかしかった。でも1年生と掃除を一緒にやるうちに自分から声をかけられるようになった。」と振り返り,高学年としての自分自身の行動の変化をしっかりと振り返っていました。また,学校長からは,「成長」というキーワードで1学期を振り返り,「普段のみなさんの生活や,全員の通知表を見て,一人ひとりの成長を感じた。今日は,通知表をお家の人に読んでもらって自分自身を振り返ってほしい。そして,頑張ったところやこれから頑張らなければならないことを話し合い,どんどん成長してほしい。」と伝えました。

 さらに,図画・ポスターコンクールで賞をとったお友達の紹介,そして,転校のため,今日で原田小のお友達と一緒に過ごすのが最後となるお友達の紹介も行われました。コロナウイルス関係でなかなか思うような学校生活は送れなかったかもしれませんが,子どもたちはこの1学期,いろんなところで精一杯頑張り,たくさんの笑顔や涙も見せてくれました。そう実感する終業式でした。

 また2学期も,思いっきり笑って,思いっきり考えて,思いっきり動こう。

7月30日(木)

 いよいよ明日は1学期終業式。今日はたくさんの学年で,1学期最後の水泳学習が行われました。それも「着衣水泳」で締めくくり。今回は,3~6年生の着衣水泳の様子をレポート!

 毎年この着衣水泳は経験している子どもたち。それでも服を着たままで水の中に入る時は,どきどきわくわく。中に入ったらみんな「気持ち悪い」「動きづらい」「靴が変な感じ」などなど,いつもと違う様子に戸惑ったり,楽しんだりしている様子。ただ,この学習は楽しむためのものではありません。そこで担任から「服を着たまま水に入ることで何を感じたかな。」など聞かれ,これは「いのち」を守るための学習であることを改めて知る子どもたち。

 ・溺れている人を見かけても助けに行かない。大人を呼ぶ。浮くもの(ペットボトルなど)を投げる。

 ・ペットボトルなどは,できるだけ顔に近づけて持つことで,少しでも息ができる道具になる。

 ・万が一の時は,できるだけ仰向けになって浮く。

 などなど,この他にもたくさんのことを体験し,真剣なまなざしで学習した子どもたち。楽しい夏休みが悲しい夏休みにならないことが第一です。服を着たまま水中にいることは,体力を消耗することを知ることで,危険な場所での遊びは絶対にしないこと,自分のいのちは自分しか守れないことを感じた時間でした。

 最後に,おまけの「自由時間」では,ワーワーキャーキャー。にこにこ笑顔の子どもたちになりました( ^^)

7月27日(月)

 原田小学校にまたまた嬉しいニュースです☆彡

 本日,本校卒業生の原田留里子さんが,来校されました。というより,原田小学校から招待しました。実は,5月に原田さんが来校された際に,「子どもたちのために使ってほしい」という温かいお気持ちから,志をいただいていました。その後,職員で検討を重ね,子どもたちのために必要なものということで,志の一部を子どもたちが好きな「本」を購入しよう,と決めました。そしてその本が揃いました!その記念として原田さんと一緒に写真を撮りたいということで,原田さんを招待しました。

 図書室にはたくさんの真新しい本が並べられ,児童代表で1年生の子どもたちにその本を持ってもらい,「はい,チーズ( ^^)。」新しい本や,興味のある本を触るとき,子どもたちの表情はいきいきとします。原田さんご自身も本が大好きで,いろいろなジャンルの本を幅広く読まれているとのことです。「明るく,たくさんの本に囲まれて子どもたちは幸せですね。」と原田さん。図書室でも笑顔に。購入させていただいた本は,これから子どもたちの手に渡り,子どもたちの夢や想像をぐんぐん広げていくことでしょう。「文庫名」は現在検討中です。楽しみです。

 原田さん,本当に本当にありがとうございます。

 本の世界をたくさん楽しませていただきます。

 そして,原田さんからいただいた「ひまわりの種」

 今,元気に花を咲かせています。

 

 

7月16日(木)

 Good morning!

 朝,ALTの ハリー先生と会ったら児童・職員みんなが声をかけます。誰にでも笑顔で元気にあいさつしてくれるハリー先生はみんなの人気者です。

 そんなハリー先生との時間が今日で最後となりました。来月,母国アメリカへ帰国します。なので,今日はみんなハリー先生といつもよりたくさん学んで,たくさん笑って,たくさん遊んだ一日でした。普段から子どもたちに声をかけたり,昼休みは子どもたちと遊んだり,ハリー先生が来校した日は子どもたちの笑い声や元気な声がいつも校舎じゅうに響き渡りました。授業中も,歌,チャンツ,ゲームなど交えたわくわくする内容で,いつも楽しそう。子どもたちに英語を通してコミュニケーションを図る楽しさを味わわせてくれました。子どもたちはこれまでの日々を決して忘れないことでしょう。

 ありがとう,ハリー先生。原田の子どもたちのこと忘れないでね。

 We wish you good luck!

 

 

7月15日(水)

 理科支援員の 庄司幸代 先生が,今月末から県外での生活が始まるということで,本日は原田小学校最後の一日となりました。今日は6年生の最後の授業,そして放課後は4年生以上の子どもたちとの「お別れ会」が行われました。

 庄司先生からは理科を教えてもらった子どもたち。庄司先生の授業スタイルは,「子ども自ら考える授業」「根拠を元に表現できる授業」。このブレないスタイルは子どもたちに浸透し,子どもたちは「なぜだろう」を常に意識し続け,深く考える経験を何度もしてきました。だからこそ「理科の楽しさ」「学ぶ楽しさ」を存分に味わってきました。理科好きな子どもたちも増えました。

 あおぞら教室で行われたお別れ会では,児童を代表して6年 江野さくら さんが庄司先生への思いを伝えたり,庄司先生の話を聴いたり,最後の時間をみんなで過ごしました。庄司先生とともに学んだ子どもたちは,庄司先生に伝えたいことがいっぱいあったことでしょう。そのたくさんの思いは手渡しされた冊子にも綴られています。

 庄司先生から教えていただいた学びは,子どもたちにとって一生の「たからもの」です。

 庄司先生,本当にありがとうございました。

7月11日(土)

 ♬さ~さ~の~は~ さ~らさら~♬

 1階の廊下や図書室前の掲示版は「七夕飾り」で賑やかです。七夕の7月7日が近づくに伴い、それぞれの学級で少しずつ飾りをつけたり、願い事を短冊や星形の紙に書いたりして楽しんでいた子どもたち。ところが、7月8日~9日の2日間、大雨による臨時休業に……。

 そして昨日、見事に完成しました。子どもたち一人ひとりの願いごとを読んでみると、気持ちが癒やされます。ほんわか気分になるとともに、すべての願いを叶えてあげたくなりますね。願いが叶って笑顔になる子どもたちが目に浮かびます。図書室前の掲示版にもあっという間に星が増えてきました。これからもどんどん増えていきそうです。貼りきれないほどのたくさん「願いの星」が輝くことでしょう。

 みんなの願いが叶いますように。