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先輩から学ぶ ~5・6年家庭科「共に生きる地域での生活」~

2月1日(火)

 「よろしくお願いします。」

 子どもたちに話をされるのは、原田小学校区にお住まいの 牧山 啓子 さん。牧山さんは、本校読み聞かせのボランティアとして、絵本や紙芝居などで子どもたちを楽しませてくださっています。上手な語りで、毎回物語の世界に引き込まれます。

 今回は、家庭科の授業で原田のことについて話をしていただくために、講師としてご協力いただきました。今、私たちが住んでいる原田のことを知ることで、広い視野で自分自身を見つめ直すきっかけにもなります。

 原田に住まれて約50年。昔は、原田校区でも、水田に水を引くために村同士の争いがあったこと、人々は何とか知恵を出し合って、争いのないように3日ずつ交代で水を引くようにしたこと などを力強く話してくださいました。また、昔は映画館があったこと、校区内にお店が何軒もあったこと、どんなことも地域の人と協力し合っていたことなど、原田の様子や魅力についても話していただきました。子どもたちは身振り手振りを交えて熱心に話す牧山さんをじっと見つめ、聞いていました。

 この日のある児童の日記には、「あいさつも、ただあいさつをするだけでなく、『ありがとう』の気持ちを込めてしっかりとしていきたい。原田のおじいちゃん、おばあちゃんが元気になるように頑張りたい。」と書かれていました。

 牧山さん、ありがとうございました。