1月19日(火)
「引っぱってみていい?」
体育館へ向かう子どもたちが,ウイルスの模型をひっぱって,「おお。」などと言いながら実際の長さを体験しています。
これは,「なぜマスクをつけることが大切なのか」ということを,子どもたちに体験して学んでほしいということで,養護教諭が設営したものです。「会話」「せき」「くしゃみ」をすることで,唾液に含まれるウイルスはどれくらい飛ぶのかが分かります。実際に体験した子どもたちは,その長さを体験していました。
特に,くしゃみは5m飛ぶと言われていますが,5mといってもなかなかピンとこない子どもたちもいます。また,飛沫などは目に見えない分,まさかそんなに遠くまで飛ぶとは思っていない子もたくさんいると思います。でも,実際の長さを知ることで,考え方ががらっと変わるきっかけになります。
人との距離のとり方,マスクをすることは,ウイルスの侵入を予防すること,相手に対してのエチケットでもあることなど,楽しみながら学ぶ子どもたちの姿が見られました。
「だから,マスクは必要なんだね。」
一人ひとりの意識が,大きな予防につながります。