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ていねいに,ていねいに刈り取って……

8月11日(火)

 天気が心配されましたが,今年度も無事に原田小学校の伝統的な活動である「稲刈り」が行われました。今年度から総合的な学習の時間に5・6年生が「米作り」を通して,グループで,あるいは個人でテーマを設け,調べたり体験したりするための活動になりました。

 4月9日。ぬるぬるする田んぼの中に,大騒ぎしながら苗を植えたのは記憶に新しいです。それから4か月。その間に稲はすくすく育ちました。それまでに施設事業部及び5・6年生保護者の方々を中心にあぜ払いを行ったり,大雨で土砂が流れ込んだ時には,土砂を取り除いたり,倒れた稲を起こしたりしながら今日までたくさんの方々によって管理されてきたことは忘れてはいけません。

 子どもたちは,稲の刈り方の説明を聞いた後,稲刈り体験スタート。みんな田んぼの中へ。鎌の使い方にはじめは戸惑いながらも,だんだん「ザクッ,ザクッ」とリズムよく刈る音が聞こえてきました。鎌を使って直接刈り取る活動は最近ではなかなか見られませんが,これらの活動を経てこそ昔の人々の苦労を体験できます。実際に体験すると本当に腰にきますね。

 あっという間にきれいに刈り取ることができました。5・6年生にとっては,どんな学びにつながる体験だったでしょうか。活動が終わった後は達成感に満ちあふれた表情になりますね。

 みなさん,本当にお疲れ様でした。