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火事で一番怖いのはなんだろう? ~火災避難訓練~

11月17日(水)

 「ジリジリジリ…!!!」「火事だあ!」

 校内に鳴り響く非常ベルの音。家庭科室から火が広がり、初期消火ができないことを想定した避難訓練が行われました。担任を先頭に、校舎から次々に避難場所に集合する子どもたち。その様子を志布志消防署の方々が見守っています。

 全員が集まったあと、消防署員の方が「火事で一番怖いのは何だと思いますか?」と子どもたちに質問がありました。子どもたちの何人かが「煙!」と答え、見事正解でした。

 では、どんなところが怖いのでしょうか。そのまま話を聞いてみますと、3つあるとのことです。一つめは、「熱い」。なかなか体験することはないですが、煙が熱い…。想像するだけで恐ろしいですね。二つ目は、「毒」。煙を吸うと苦しく、呼吸困難になり、死に至ります。煙の色にも白、黄色、黒があり、色が濃くなるにつれて猛毒であるということです。三つめは、「速い」。煙の勢いは速く、あっという間に建物の隅々にまで侵入していきます。煙は上に行くので避難の際はなるべく低姿勢で動いたほうが良いとのことです。

 これから火事が多くなる季節。できるだけの対策と、いざという時の行動は何度も確認したいものです。