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複式学習指導の研修を深める ~短期研修(移動講座)~

 

6月22日(火)

 鹿児島県総合教育センター短期研修「移動講座」が本校で行われました。講座名「自ら学び自ら考える複式学習指導講座」。曽於地区から先生方が集まり、複式学習について研修を深める研修会です。15名の先生方が来校されました。5時間目が始まる前に、授業者、および研修係の職員が授業のポイントの説明を行いました。

 5校時。5・6年生の提供授業です。複式指導を行うということは、2つの学年の授業を進めていかなければなりません。これがなかなか難しいところなのですが、指導法を工夫することで、担任がいなくても子どもたちが活動したり、子どもたち同士で学び合ったりするなど、子どもの主体性の高まりもみられます。「ガイド学習」「わたり」「ずらし」などを取り入れ、担任はどのタイミングでどの学年の指導を行うかを事前に考えます。この日は、担任の児童への関わり方、子どもたちだけの時の動きなど、細部にわたり、見ていただきました。

 授業後は、再び体育館に戻り、研修会参加者からさまざまな質問や意見をいただきました。質問・意見をいただくことで指導法が深まったり、改善点がはっきりしたりします。今後に繋がる貴重な時間となりました。