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原田の風【12月】 ~校長室より~

                    ~ 実りの2学期 ~
                                                                                          校長 知念 義光 
 12月になり,朝晩がかなり冷え込んできました。学校や周辺のイチョウも葉を真っ黄色に染めて散っています。本格的な冬の訪れを感じているところです。しかし,子どもたちは早朝からランニングをしたり,なわとびをしたりしながら元気に駆け回っています。
  先日,校内持久走大会が開催されました。今年も昨年に引き続き,3つの新記録が出ました。1年生の田畑美陽さん,4年生の中村響紀さん,5年生の上村優佳さんです。優佳さんは3年生から3年連続で記録を更新しています。来年も楽しみです。当日は,多くの保護者や地域の方々も沿道で応援をしてくださいました。ありがとございました。4年生の星野優萌那さんの持久走大会の作文に,「お母さんや学校のみんなに応援されて『応援は,人の力になる。』と初めて思った。」と綴っています。自分のベストタイムが出せたのは,応援の人からもらった力だと感じているんですね。すばらしい感性です。このように一つの行事をとおして,一人ひとりの子どもの体力が向上したり,心が成長したりするのだと改めて思いました。
12月13日に,親児(おやじ)の会の門松作りがありました。門松作製は午前8時からでしたが,その前にPTA役員の方々を中心に竹を切り出しに行ってもらいました。寒い中,早朝から本当にありがたいことです。「ああでもない,こうでもない。」と試行錯誤しながら,和気あいあいの中,見事な門松が完成しました。多くの保護者と子どもたちが参加しました。このようにして,若い保護者の方や子どもたちに伝統行事がずっと受け継がれていくのだろうなと感じました。
  24日の2学期終業式で今学期も終わりです。コロナ禍での2学期で,行事の中止や縮小がありましたが,運動会や学習発表会,持久走大会などで子どもたちの成長を感じることができました。子どもたちの成長は自身の努力はもちろんですが,子どもたちを取り巻く大人たちの支えがあることも事実です。学校職員,保護者やご家族,地域の方々がそれぞれの立場でできることをしてもらっています。
 また,早朝や放課後にスクールガード,防犯ボランティア,ワンワンパトロールの皆様に子どもたちの見守りをしていただきました。お陰様で無事故で今年も終えようとしています。ありがとうございました。3学期も原田の子どもたちのために,ご協力をお願いします。それでは,よいお年をお迎えください。