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自分の「命」を守るための行動とは ~避難訓練~

11月11日(水)

 「えええっ。年間37000件以上も火災が起きているの?」

 「14分に1件の割合で火災が発生しているなんて!」

 消防署員の方々の説明に,ただただ驚くばかりの子どもたち。そして,その第一線で活躍されている方々の話は,とてもわかりやすく,火災現場の様子が伝わってくるほどでした。

 本日の避難訓練ではたくさんのことを学びました。

 消防署員の方々から見る子ども達の避難の様子は,「なんちゅうあならん(鹿児島弁で『何も言うことはない』)」と,100点をもらいました。消火訓練では,代表児童が実際に消火器を使って練習。「大きな声を出して知らせる」「風向きを考える」「火の下側をねらう」など,実際に体験したり,見たりしながら学ぶ子どもたち。

 消火訓練のあとの質問タイムでは,1年生から「(消火器の中身は)どうして(水ではなく)粉が入っているんですか?」という質問が。周りを「なるほど。」と思わせる素直な質問に署員の方は,窒息消火(酸素をなくすことで消火につなげること)について丁寧に説明してくださいました。「そうだったのか。」がたくさんの訓練でした。自分の「命」を守るために,どんな行動をとるべきか,そして,そのためにさまざまな取組や研究がされていることを深く学びました。

 最後は体験タイム。消防車に乗ったり,実際に使っている服や道具などを着たり持ったり。子どもたちの目はキラキラ輝いていました。

 大隅曽於地区消防組合の皆様,本当にありがとうございました。