今日の6校時には『新入生歓迎式』が生徒会と部活動キャプテン会が中心となって行われます。
新入生歓迎会では,生徒会本部と各専門部の活動の紹介と本年度のスローガンに沿った取組である「ほうきの目運動」や「あいさつ運動」「ゴミ拾い運動」などの朝のボランティア活動の紹介が行われることになります。
今日の『新入生歓迎式』では,新入生に生徒会活動の在り方を理解してもらうことを大きなねらいとしていますが,2・3年生にも昨年度の自分の生徒会活動への取組を振り返り,「チーム志布志中」として取組むために何をすればいいかを再度確認してもらう場でもあります。
生徒会活動は,全校生徒406名一人一人が役割を意識し,活動することによって成り立つものです。是非,今日の会を通して生徒会が1つになるきっかけにしてほしいと思います。
また,部活動紹介では,キャプテンが中心となって練習内容やチームの目標などを紹介することとなります。昨年度の志布志中の部活動加入率は約70%です。外部のクラブで運動や習い事をしている生徒も多いのですが,学校が活性化していくには部活動の力が必要です。
部活動の練習は,自分の心身(しんしん)を鍛える(きたえる)栄養剤とも言われます。「新たな自分を発見する」手段として,是非,多くの新入生が部活動に加入してくれることを心から願っています。
カテゴリー: 校長室からのつぶやき
平成30年4月11日(水)
『時間だけは神様が平等に与えて下さった。これをいかに有効に使 うかはその人の才覚であって,うまく利用した人がこの世の中の 成功者なんだ。』
この言葉は,町工場から本田技研工業の基礎を築き上げた本田宗一郎さんの言葉です。
新学期が始まって4日が過ぎようとしていますが,今,本当の朝の校門周辺の風景が大きく変わろうとしています。
今までは,8時過ぎてもゆっくり登校する姿が見られていましたが,8時前後になると急ぎ足で登校する生徒や小走りに急ぐ姿を見せてくれる生徒の数が増えてきました。
また,昨日などは,一緒に来た友達に「急がないと遅刻するよ」と呼びかける姿など,本当に変化を実感できる瞬間でした。
そして,8時5分には,中学校通りを登校してくる生徒や駐車場で車を降りる生徒の姿が全くない状況が見られるようになりました。
生徒会が奨励している「8時5分までに生徒玄関通過,8時10分までに着席」100%達成まであとわずかです。全校生徒が,朝のすきま時間を自分の趣味,勉強,読書など好きなことに使って有意義に過ごす『朝活』を意識できるようになれば,学校が大きく変わるきっかけになります。
始業式でお願いした4月の早い段階で生徒会が奨励している「8時5分までに生徒玄関通過,8時10分までに着席」100%達成が実現できることを心から願っています。
平成30年4月10日(火)
昨日,市内の高校の入学式に参加しました。今年3月に本校を巣立ったばかりの卒業生たちが緊張した表情で参加している様子を見ると,新しい制服を身に付けているだけですが,少し大人びて感じる事でした。
高校の入学式では,校長先生が式辞で,「将来,社会を担う社会人として『挨拶ができる』『時間を守ることができる』『掃除ができる』という『凡事徹底』,つまり当たり前の事が当たり前にできる人間になってほしい。」という事を話されました。
このように社会に直結する高校で,「時を守り,場を清め,礼を正す」ということが話されるという事は,社員を募集される会社の方々が「時間を守り,あいさつと清掃ができる」人材を求めていることを表しているのだと思います。
今,1年生が入学し,立ち止まって挨拶する生徒や大きな声で挨拶する生徒が増え,校門周辺の雰囲気が大きく変わろうとしています。
挨拶は,人に強要されてするものではありません。自分の気持ちを素直に表すものであり,心の成長を表現するものでもあります。自然に「おはようございます」「ありがとうございます」「こんにちは」「さようなら」という挨拶が,心から湧き出るようになった時に,初めて思春期の壁を打ち破り,大人へと一歩踏み出した証だと思います。
「今,自分にできることがあれば,やってみよう。それが,明日の自分を創る」という言葉があります。今,変わろうとする雰囲気を一部の生徒,一部の学級,学年だけでなく全校に広げるために,今,できる事に挑戦してくれることを心から期待しています。