朝の登校の時のお話です。1年生の子が,「帽子にトンボからおしっこをかけられちゃった。」と話をしました。どうしたのかなと思い,話を聞くと,登校途中に歩道で飛べなくなっていたトンボを見つけ,帽子の中に入れて近くの草むらまで持っていき,そっと放してあげたそうです。その時に帽子に少し黄色の液がついたようです。「おしっこかけられちゃったけど,とても優しくできたね。トンボも喜んでいるよ。」と声をかけると,1年生の子は,とても嬉しそうにしていました。1年生の子の素直で優しい姿に,心がうれしくなった出来事でした。
カテゴリー: 通山フォト
2学期のスタート,運動会練習も始まりました。
9月1日,学校にも活気が戻り2学期がスタートしました。始業式は,コロナウイルス感染拡大防止のため,オンラインで実施しました。始業式の中で児童代表が,2学期の目標として,「運動会の短距離走を頑張りたい,そして,学習では漢字をしっかり覚えたい」という目標を発表してくれました。他の児童も,しっかりと目標を立てて,2学期に臨むことができたようです。
また,18日の運動会へ向けた練習が本日より始まりました。2週間の練習期間ですが,その練習の中で,運動会へ向けた思いや意欲を高めながら頑張ってくれるものと思います。今日は,初めての練習でしたが,子どもたちは昨年度の様子を思い浮かべながら,しっかりと取り組んでいました。
第2回PTA美化作業
ウミガメの放流
ウミガメが孵化しました
土曜広場(志布志消防署見学)
ウミガメの卵を孵化場にうつしました。
コアジサシの観察(3年総合)
3年生が総合的な学習の時間において,身近な地域素材を通して,環境保全・自然保全の大切さについて学習しています。そこで,地元市議会議員の丸山一様や日本野鳥の会鹿児島支部副支部長の前田和浩様に,横瀬海岸に多数飛来してきている絶滅危惧種のコアジサシやベニアジサシについていろいろ教えていただいたり,観察をさせていただいたりしました。
始めに,学校でコアジサシのことについて,はく製や写真等を通していろいろと教えていただきました。コアジサシがオーストラリアから飛来し,子育てのために地元の横瀬海岸に来ていることや,主な飛来地は,日本でも3か所ほどしかないことも知ることができました。その後,バスで横瀬海岸に移動し,コアジサシやベニアジサシの子育ての様子を実際に観察しました。野鳥の会の皆さんが多数のスコープを準備してくださり,子どもたちは,子育ての様子をよく見ることができ,大変うれしそうでした。
最後に丸山様より,このような大切な自然を守っていくために,ごみを散らさないなど,自分たちができることをしっかりと取り組んでくださいとのお話があり,子どもたちもよく理解できたようでした。子どもたちにとって,とても貴重な体験と良い学びができた学習でした。