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令和3年7月14日(水)
7月14日は県民の日
明治150年を記念し,平成30年12月に毎年7月14日を「県民の日」とすることを制定しました。
これは,鹿児島県が誕生した明治4年の廃藩(はいはん)置県(ちけん)布告(ふこく)日が7月14日であったことに由来しています。
今日は,県民が,郷土の歴史や文化を見つめ直し,郷土に対する理解と関心を深め,ふるさとを愛する心を育むことにより,自信と誇りを持って,より豊かな鹿児島県を築き上げることを期する日です。
鹿児島県出身者で,朝のテレビ小説「あさが来た」に続き,大河ドラマ「青天を衝け(せいてんをつけ)」で,ディーンフジオカが演じている五代友厚(ごだい ともあつ)がいます。映画「天外者(てんがらもん)」で五代友厚を演じたのは三浦春馬でした。
五代友厚は,江戸時代末期は薩摩藩士でしたが,明治時代中期にかけての関西の実業家として活躍しました。現在でも,大阪経済界の重鎮(じゅうちん)の一人と言われています。明治の時代に,商工業の組織化,信用秩序の再構築(さいこうちく)を図り,崩壊(ほうかい)寸前だった大阪経済を立て直しました。
志布志中学校の生徒の皆さんも,信念をもって新しい道を切り開いた五代友厚のように,生きてみませんか。
今日は県民の日です。郷土出身者の生き方に触れたり,南北600kmに渡り自然遺産など豊かな自然に恵まれた,ふるさと鹿児島の自然を身近に感じたりしましょう。そして,歴史や文化などを見つめるとともに,ふるさとの恵みに感謝しましょう。さらには,自信と誇りあふれる,より豊かな志布志市を含めた鹿児島の未来について考えてみましょう。