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  令和2年4月27日(月) 
井戸の水を飲む際は,井戸を掘った人の苦労に感謝せよ
飲水思源(いんすいしげん)は,中国の故事成語の一つです。その意味は「水を飲む者は,その源に思いを致せ。」です。広く解釈して,「井戸の水を飲む際には,井戸を掘った人の苦労に感謝せよ。」という意味で使われています。
この成句は,古代中国の北周の詩人癒信(いしん)による『徴調曲(びちょうこく)』の後段部分から生まれました。歌の意味では幸せを喜ぶとき,喜びの基本を忘れてはならないという意味なのですが,抜き出されて広く用いられるようになりました。
中国に「喝水不忘掘井人(フゥーァ シゥェイ プゥー ゥアン ヂュエ ヂィン レェン 」(水を飲むとき,井戸を掘った人を忘れてはならぬ)ということわざもあります。私たち志布志中学生も,これまでの先輩方や先生方,そして志布志市当局の方々,及び保護者・地域の方々がこれまで精一杯取り組んでこられたことに思いを馳せ(はせ),これまでの努力や苦労に感謝して勉学に精進していきましょう。

  令和2年4月24日(金) 
 今日4月24日は『志布志の日』です
 2006年(平成18年)1月1日に志布志町,松山町,有明町の3町が合併し志布志市が誕生しました。その際,4月24日を志布志の日と制定しました。志布志市では「志あふれるまちづくり」を推進することを掲げ,「し(4)ぶ(2)し(4)」(志布志)と読む語呂(ごろ)合わせからこの日を記念日と設定しました。志布志の日は一般社団法人・日本記念日協会により記念日として認定・登録されています。
 志布志の地名の由来をご存じですか?昔,天智天皇(てんじてんのう)がこの地を訪れていたとき,主人の妻と侍女がともに布を献上した。それを天智天皇は「上からも下からも志として布を献じたことは誠に志布志である」と喜び,志布志という名前を与えたと言われています。つまり,「しぶし」という地名は天智天皇がこの地に住んでいる人々の志が高いことを喜ばれて命名されたのです。
 天智天皇(てんじてんのう)は天皇になる前は中大兄皇子 (なかのおおえのおうじ) とも呼ばれていました。645年に中大兄皇子と中臣鎌足(なかとみ の かまたり)らにより,さまざまな改革が行われました。それら諸改革の総称が大化の改新です。このことは『日本書紀』にも記載されています。
 後に天智天皇(てんじてんのう)となった中大兄皇子 (なかのおおえのおうじ) らの働きによって新しい日本の仕組みになり,時代はこうして中央集権国家へ大きく変容しました。皆さんは『大化の改新』を成し遂げた天智天皇から志が高いと褒められた『志布志』の住民です。自信を持ち胸を張り志を高く掲げて日々の生活を過ごしましょう。

令和2年4月23日(木)
 今日から3週間は「こどもの読書週間」です!
 1959年(昭和34年)に「こどもの読書週間」がはじまりまし。始まった頃は4月27日から5月10日に設定されていたようです。
 「こどもの読書週間」は2000年の「子ども読書年」を機に,現在の4月23日から5月12日の約3週間の期間になりました。本日,4月23日は「サン・ジョルディの日」です。サン・ジョルディの日とは,スペイン・カタルーニャ地方におけるキリスト教の聖人・聖ゲオルギオス(サン・ジョルディ)の聖名祝日(ゲオルギオスの日)と言われ,毎年4月23日に行われています。「サン・ジョルディの日」は「本の日」とも呼ばれ,カタルーニャでは親しい人に本を贈る記念日とされています。この風習は20世紀後半に日本へも紹介されました。また国際連合教育科学文化機関 (UNESCO・ユネスコ)は,4月23日を「世界図書・著作権デー」(世界本の日)に制定しています。
 2020年・第62回こどもの読書週間のキャッチフレーズは,「出会えたね。とびっきりの1冊に。」です。是非本日4月23日のこども読書の日に,本校図書室や市立図書館から借りたとびっきりの本を読んでください。借りていない生徒は,Webサイトで読める本を読んでみてください。このことなどで,今日から5月12日の3週間,色々なジャンルの本に挑戦してみてください。ステイ・アット・ホームの現状を,読書で楽しい日々に変える努力を期待しています。