Skip to content

 先週は,3年生の実力テスト,今週は1.2年生の鹿児島学習定着度調査があり,来週末から私立高校入学試験が始まります。
 そこで,今日は,テスト当日の心得を二つ紹介します。
 一つ目は,テストではどんなに分からない問題が出題されても,空欄は絶対に埋めることです。空欄のままでは,正解になる可能性はゼロです。しかし,分からなくても何か書けば,正解になる可能性や中間点がもらえる可能性があります。
 また,「分からないから空欄のままにする」という事は,実はテストの点数を下げるだけでなく,「どこまで分かっていて,どこで躓いているのか」という事を知る機会も捨てることになるのです。とにかく「分からい」から空欄にするのではなく,今考えられることを答案用紙に書くことが,今後「分かる」ことに繋がるのです。そして,未来を切り開くきっかけになるのです。
 次に,昔バスケットボールの顧問をしている時に,残り時間0.5秒2点差で負けている場面で,バックコートから放ったシュートが入り逆転勝利という試合を経験したことがあります。
 テストも同じで,「まだ時間はある」「最後の1分まで,最後の1問まで」と言う気持ちで最後まで諦めないことが大切なのです。難しい問題があっても「こんなの分かるはずがない」と思えばそこで終わりますが,時間が残っているかぎり「何かヒントがあるのではないか」と考え,必死に取組むと解き方がひらめき,そして正解に結びつくこともあるです。
 明日から始まる鹿児島学習定着度調査,来週末から始まる私立高校入学試験,とにかく「最後の1分まで,最後の一問まで」と言う気持ちで諦めるず,空欄を創らないように頑張ってさい。

 「挨拶は,笑顔で自分から先にしよう。」「挨拶は,はっきりと大きな声でしよう。」と幼い時から家の人や幼稚園,保育園そして小学校の先生から教えられてきたと思います。
 それなのに,中学生期を迎え,幼い時よりも挨拶の大切さを分かっているはずなのに,挨拶が「適当」になっている人がいませんか。モゴモゴと小さな声で挨拶をしたり,すれ違っても会釈だけで終わらせたりと,無意識のうちに「挨拶されたら,挨拶をしよう」「親しい人だけに挨拶しよう」と考えていませんか。
 今,校門前を中学生と小学生が一緒に登校していますが,黄色い帽子をかぶった小学1年生の「おはようございます。」というはじけるような元気な挨拶を聞いて,「小さい時は,あんなに大きな声で挨拶していたな。」と懐かしく感じたり,「かわいいな」とつい微笑んでしまう事はありませんか。
 今までに「挨拶してイヤな気持ちになった」という事は無いと思います。また,「挨拶されてイヤな気分になった」という事もないと思います。このように挨拶は,する方もされる方も気持ちがいいものです。そして,挨拶をするだけで気持ちいい一日を始める事ができるものです。
 先日の始業式の日に,先生方と地域の方々が校門前で挨拶運動をして下さり,帰られる時に「中学生の笑顔と挨拶が本当に気持ちよかったです。本当に中学生が変わりましたね」と褒めてくださいました。「笑顔」を添えたたった一言の「挨拶」が,「すがすがしい気持ち」をプレゼントしたのです。ぜひ,いつもより少し大きな声で笑顔を添えて「おはようございます!」と挨拶してみてください。きっと君の一日が変わると思います。