Skip to content

 11月から清掃活動の担当場所が変わり,4カ月が過ぎましたが,毎日真剣に取り組んでいますか。掃除の時間が終わるまで,何となく決められた手順で手を動かしながら過ごしていませんか。つい友だちとの話に夢中になったり,中途半端になったりしていませんか。
 君たちが取り組んでいる清掃活動の時間は10分間,1週間に4回あるので40分,年間で約1600分間清掃活動を行っていることになります。学校の授業に例えると32時間という時間になるのです。
 この32時間という時間を有効に使えたら,「何ができるでるか。」「何を身に付けることができるか。」想像してみてください。
 たった10分間の清掃活動を通して,君たちは,友だちと協力する喜び,計画的に時間を使う力,周りを見る力,そして環境を整えるだけでなく,自分自身の心を整える力など社会人として求められる事を学ぶのです。
 たった10分間の清掃活動を通して「友達と協力できた。時間一杯掃除できた。掃除が終わると気持ちがいい。」等という声が学校中に響くようになることを期待しています。
 平成30年度もあと7日,無言作業に一歩でも近づいて修了式を迎えましょう。

 3学期の始業式で1.2年生にとって3学期は,学級づくりの総仕上げの学期であり,新しい学年へ向けて準備する平成31年度ゼロ学期でもあるので,どんな小さなことでも今できる事に挑戦してほしいとお願いしましたが覚えていますか。
 昨日,第72回卒業式が挙行され,145名の3年生が志布志中学校を巣立ち,今日から2年生129名が真のリーダーとして学校を引っ張っていくことになります。
 柔道の創始者である嘉納治五郎さんの言葉に『伝統とは形を継承することを言わず,その魂を,その精神を継承することを言う』という言葉があります。11月中旬から生徒会も2年生に襷が渡されてはいましたが,3年生の力を借りる場面も数多くあったことだと思います。しかし,2年生は今日から生徒会活動だけでなく,学校生活全般にわたって学校の姿,方向性を示す役割を担う立場となります。
 また,1年生は,車にたとえたら学校の後輪として1年生の「やる気」が学校をそして2年生を後ろから支える大きな力になります。
 3学期も残すところ8日。一歩でも前進した姿で新学年を迎える事ができるように「今できる事にチャレンジ」してください。                    今日は「生徒玄関8時5分通過,8時10分着席」100%達成。本年度6日目,二けた目指して頑張ろう。