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 今日は,『あいさつ』をテーマにした中学生の作文の一部を紹介します。『私は,2学期のめあてに「会った人には,自分から先にあいさつをする。」というめあてを立てました。最近の私は,ずい分あいさつができるようになったことを感じています。…。「あいさつは大切だ。」と言われるのはどうしてでしょうか。先生や両親からは「会った人にはきちんとあいさつをしましょう。」と言われます。
  「あいさつというのは,中国の言葉で『心を開いて歩み寄る。』という意味があるのよ。」とお母さんが教えてくれました。この言葉はお母さんが社会人になったとき,会社の先ぱいから教えてもらった言葉だそうです。私はお母さんの話を聞いて,あいさつは人と人との関係を近づける魔法の言葉だなあと思いました。』
 私は,志布志中学校へ赴任して約1年半,毎朝,君たちと挨拶を交わしてきて,君たちのあいさつが本当に見違えるほどよくなったと思っています。しかし,最近,「あいさつの声が小さくなって来ているのでは?」と感じる場面が多くなった気がします。
 それは,きっと私の気持ちの中に「君たちはもっとできる」という大きな期待感があるからかもしれません。でも,体育大会を通して多くの感動を観衆の皆さんにプレゼントできた君たちならもっと大きな声であいさつをすることができると信じています。
 この作文の作者のお母さんが教えてくれた「あいさつというのは,中国の言葉で『心を開いて歩み寄る。』という意味があるのよ。」という言葉を是非実感できるようなあいさつにチャレンジしてみてください。 

 今日は,『時間』をテーマにした中学生の作文の一部を紹介します。「私は今でも時々寝坊してしまい,時計を1分単位で気にしながら身支度をしたり,朝食を食べたりすることがある。しかし早起きをしたときは,じっくり新聞を読んだり,余裕があればランニングをしたりと,充実した朝を過ごすことができ,寝坊した時とは大きな差がある。たとえ30分でも,時間にゆとりを持って起きれば,時間に追われることのない生活を送ることができるのだ。」
 始業式の時に「この2学期も『時を守り,場を清め,礼を正す』を様々な学習活動の柱にしよう。」と話をしましたが,覚えていますか。
 この2週間,「時間を守る」という意識を持って体育大会練習を含めた授業には遅れることなく参加している姿を見ることができましたが,朝の登校の時間に対する意識がもう少しで「8時5分までに生徒玄関通過100%達成」が実現できずにいます。
 1学期も朝の時間を有効に使うという『朝活』を紹介しましたが,今日紹介した作文のように「早起きをしたときは,じっくり新聞を読んだり,余裕があればランニングをしたりと,充実した朝を過ごすことができる」とあるように,余裕を持って登校できれば,友達と話をしたり,本を読んだり,ボランティアに参加したりとゆったりとした時間を過ごすことができる。つまり,君たち一人一人に合った『朝活』をすることができると思うのです。
 ぜひ,『朝活』という言葉を志布志中の代名詞にして,「8時5分までに生徒玄関通過100%達成」を実現してみましょう。

 天候を心配することもなく晴天の中,第72回体育大会が9月16日に開催され,無事,終了することができました。
 当日は非常に暑い中でしたが,多くの来賓の方々や地域の方々,保護者の方々に御来場頂き,予定通り8時30分に入場行進,そして開会式,競技開始へと進み,生徒会並びに応援団員のリーダーシップのもと,役員の生徒たちが予行練習の反省を活かして,テキパキと行動し,充実した体育大会を創り上げることができました。
 全体練習を統率してくれた実行委員,各団をまとめてくれた応援団,各係の仕事を責任をもってやり遂げてくれた役員の生徒,各競技に一生懸命最後まで頑張る姿を見せてくれた皆さんの姿は,「一生懸命頑張る姿は美しい」ということを実証してくれるものでした。
体育大会を参観してくださった地域の方々からも「生徒たちが,とにかく競技に一生懸命取り組んでいる姿が素晴らしい。」という感動的なお言葉を頂きました。
 今後も,体育大会までの頑張りを誇りとして,様々な学習の場で「一生懸命頑張る姿」を表現してくれることを心から期待しています。
 最後に,君たちが素晴らしい姿を表現できるように,様々な場で支えてくださった先生方や率先して会場準備や後片付け等を手伝って下った保護者の皆様,残暑厳しい中にも関わらず来場し,最後まで大きな声援を贈ってくださった方々への感謝の気持ちを忘れることなく今後の生活を送ってください。