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 「人間は笑うという才能によって,ほかのすべての生物よりも優れている」というトーマス・エジソンさんの言葉があります。
 中学生期は,色んな事に一喜一憂し,悩んだり,心配したり,喜んだりするものですが,人には「笑い」という心の栄養剤があります。
 お腹の底から笑うと,心も体も元気になった気がしませんか。「笑い」は悩みや不安を打ち消し,ストレスや緊張を解消してくれます。
 実際,「笑い」が心や体に良いということは医学的に実証され,最近では病気の予防や治療においても注目を浴びています。
 最近,体調を崩す人が多いと聞きます。新学期が始まって2カ月,大きな学年行事も終わり,様々な疲れと気候の変化に対応できず,体調を崩している人がいるのだと思います。
 昔から「笑う門には福来る」と言われます。日常の生活の中に「笑い」を求め,笑顔で生活することを心がければ,疲れも不安も吹き飛ぶと思います。
 斎藤茂太さんの言葉に「笑って生きるのも一生。くよくよ悩みながら生きるのも一生である。同じ一生なら,だれだって,楽しく笑いながら生きるほうがずっといい。」という言葉があります。
 学級の中に「ちょっと疲れているかな」「元気がないな」という友だちがいたら,ぜひ,何気ない「笑い」をプレゼントしてあげてください。その笑いは,きっと友だちにとって「心の栄養剤」になると思います。

 ラグビーの言葉に「One for all,ALL for one」というのがあります。良く学級目標等に使われるので知っている人も多いと思います。
 この言葉は,よく「一人はみんなのために,みんなは一人のために」という意味で使われますが,「一人はみんなのために,みんなは一つの目的のために」という意味もあるのだそうです。ラグビーでいう目的は,「トライをする」つまりゴールを入れるという事です。
 ラクビーは,ポジションごとの役割が決まっていて,体格も技術も力もそれぞれが違う15人が,仲間を信じてはじめてチームになるのです。
 この言葉は,学校生活に置き換えても意味が通じると思います。一つの目的,つまりゴールのために全員が役割をしっかり果たすのが重要だということなのです。
 つまり学級,学年,学校においても,一人ひとり役割があって,考え方も得意な事も苦手な事もそれぞれが違う30数人が,140人前後の人が,約400名が仲間を信じてはじめてチームになるのです。
 そして,志布志中というチームの目標・目的を提案しているのが,生徒会なのです。だからこそ,今,君たちに生徒会が呼びかけていることに対してチームとして心を一つにしてゴールを目指すことが求められているのです。
「One for all,ALL for one」,一人はみんなのために,みんなは一つの目的のために頑張ってくれることを願っています。