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 以前『心が変われば,態度が変わる。態度が変われば,行動が変わる。行動が変われば,習慣が変わる。習慣が変われば,人格が変わる。人格が変われば,運命が変わる。運命が変われば,人生が変わる』という言葉を紹介しましたが,覚えていますか。
 今日は,本年度最初の『四の日』。雨が降ったので生徒会の参加はありませんでしたが,多くの地域の方々や保護者の方々,先生方があいさつ運動に参加してくださり,とても気持ちいい1日をスタートすることができました。
 そして,『四の日』のあいさつ運動が終わると,生徒の登校する時間帯や様子が変わったという言葉をたくさん頂きました。
 これは,君たちが新たな学年に進級し,昨年までの自分を振り返り,「新たな気持ちで新しい生活をスタートしよう」という心の変化が,態度や行動の変化として表れている証だと思います。
 大切なことは,進級した時の思いを継続することです。人にとって「思いを継続する」事が最も難しいことですが,今,君たちは,心が変わり態度や行動が変わろうとしていることで,見える風景が変わっていることにも気づいていることだと思います。
 君たちが,進級した時の思いを大切に継続できれは,習慣が変わり,人格が変わり,そして,1年後の生き方も変わってくることだと思います。
 今を大切にすることで,明日が変わります。そして1年後が変わります。頑張ってください。

 昨日は,4月29日に行われる鹿児島県の三大祭りの1つでもある「お釈迦祭り」へ向けて,市内全域で早朝より『おじゃったもんせクリーン作戦』が実施され,多くの方々が各公民館ごとに地域清掃に取り組まれていました。君たちの中には家族の方と一緒に参加した人もいたことだと思います。
 私も地域の方々と一緒に落ち葉を掃き集めたり,路上に落ちているゴミを拾っていると,関西の方から志布志に帰ってこられた方が「中学生の挨拶が素晴らしいです。」「街で会うと中学生の方から当たり前のように挨拶をしてくれるので,とてもうれしくなります。」と君たちの事を褒めてくださいました。
 先週,志賀内康弘さんの『ゴミを1つ拾う者は,大切な何かを1つ拾っている』という言葉を紹介しましたが,本当に『ゴミを拾う』事で地域の方々から君たちの様子や頑張りを教えてもらう大切な『言葉』をもらうことができました。大切な情報を拾うことができました。
 私たちは,学校という社会の中で君たちと同じ時間を共有し,生活しているので,学校内での君たちの生活の様子や頑張りに気づくことはできますが,登校前や下校後,そして休日の地域での君たちの様子をなかなか知ることができません。
 休日の早朝,地域の方々から頂いたこの言葉は,君たちの地域での様子を表すごく一部かもしれませんが,地域の方々が志布志中生の頑張りを認めるとともに,志布志中生にかける期待を表すものでもあると思います。
 君たち一人一人のちょっとした挨拶が,ちょっとした行動が志布志中学校を支えてくれる力となります。これからも地域の中で君たちの力を発揮してください。

 今日は,癒しの詩人と言われる坂村真民さんの一途一心という詩を紹介します。
『一途に生きているから  星が飛び  花が燃え  天地が躍動するのだ
 雲が飛び  草が歌い 石がうなるのだ
 一心に生きているから  この手が合わされ
  憎しみを愛に変えることができるのだ
  一途であれ  一心であれ』
  新学期がスタートして,2週間が過ぎようとしています。昨年度途中からこの志布志中学校の新たな伝統となった「集会活動2分前に集合完了,開始を黙想で待つ」が本年度も継続され,「8時5分までに生徒玄関通過,8時10分までに着席」100%達成という新たな伝統を創る作業に今,君たちが一生懸命取り組んでくれていることに心から感謝しています。
 君たちは,今,新学期の目標を立て,「夢は追うもの 希望は支えになるもの 願いは叶えるもの」を実現するために一人一人頑張っていることだと思います。
 君たちが今年1年の目標実現へ向けて「一途に,一心に」取り組む姿は,君たち一人一人の生き方を変えるだけでなく,その姿を見ている周りの友だちの生き方にも影響を与え,志布志中学校に大きな活力と変化を与えることになります。
 目標は,一人一人違っていいのです。大切なことは,「一途に,一心に」取り組む姿を持ち続けることです。